花薄荷

旅立ちの時の花薄荷のネタバレレビュー・内容・結末

旅立ちの時(1988年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

🌼感想🌼
キャラクターひとりひとりの心の旋律に触れて、深く心が揺れ動きました。シリアスな問題に触れていた筈なんだけど、美しい風景による癒し効果に感性すっぽり包み込まれているような、幸福感に溢れた余韻に浸っています。

人のことが、好きになった。
シリアスな問題を乗り越えて、家族っていいな、家族愛って素敵だなって、ほっこり幸せな気持ちになれた。

可愛くて微笑ましくて神秘的なキスシーンも美しくて、尊い。いつまでも眺めていたくなる。


すてき💕


🌼概要🌼

未来という「夢」をたっぷり秘めている青年が、共依存関係から自立へ向かう、その岐路の場面のお話し。


ナチュラルで美しい風景や人を背景にキュンキュンしたり癒されながら、とある家族のシリアスな問題と行く末を見守る。


「家族愛と絆」の素晴らしさと難しさについて。


🌼原題🌼
「 Running on Empty 」
(和訳=孤独のランナー)


🌸印象に残った言葉🌸


私も人が怖い
どんな人が?
善人かな

見たいものだけ見て
都合が悪いと目を背けるの



両親は本当の私を知らない

ピアノの上の写真の小さな女の子のままだと思ってる



お母さんに愛してると伝えて
常に2人を思って会いたかったと
つらい思いさせてごめん
次は私が苦しむ番ね
愛してる



親のために逃げ続けるの?
自分の夢があるのに



家族なしじゃダメな人なんだ
支えないと


家族は別れる運命
子供が親の重荷を背負うことない



みんな愛してるぞ
人生を切り開くんだ
俺たちのように
他人に左右されるな


※字幕→翻訳 伊藤美穂
花薄荷

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