ンケダソ

真夜中の虹のンケダソのレビュー・感想・評価

真夜中の虹(1988年製作の映画)
3.9
アキ・カウリスマキマラソン#2。労働者三部作二作目。

何でそんなにも吸えるのという程の喫煙量とこの世で一番美味しそうなケーキ。

淡々と事が進んで悲壮感は感じるものの、不思議と温もりはある不思議さ。「北欧映画は複雑怪奇なり(本作を鑑賞した平沼騏一郎)」

主人公の鉱夫がトラボルタに見えたりサングラスをかければマシューヒーリーに見えたりと。どんな形格好であれ渋い。

アキ・カウリスマキは映画の終わらせ方が巧みですね。オペラ調の“over the rainbow”。何も感じないはずがない。
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