真夜中の虹の作品情報・感想・評価

「真夜中の虹」に投稿された感想・評価

死ぬまでに観たい映画1001本より660本目

見せ所があまりなかったが、終始閉塞感のある雰囲気作りはとても良かった。

てか、みんな無表情すぎへん?( ̄▽ ̄;)
mtmt

mtmtの感想・評価

3.7
北部の炭鉱が閉鎖され職を失った主人公は自殺した父親から受け継いだキャデラックで南を目指す…。アキ・カウリスマキ監督の初期作品。波瀾万丈な天界やドラマチックな出会いも監督らしくオフビートに淡々と。一方で楽曲の特徴的なセレクト、使い方は既に確立されており作品の重要な要素となっている。ぼんやりと温かな余韻が素直に良かった。
あたた

あたたの感想・評価

4.3
主人公が置かれる立場は悲惨だが、何故か温かみや生きる希望を感じる独特な世界観が素敵。夜中に静かな部屋で1人で見たい映画。
先行きが不安定で閉塞感がある環境、対価を払う方法の選択肢があまりにもなさすぎるから奪われることが平然と起こるピリついた出来事の連続。そんな状況が緊張感を抑え、ユーモラスに描かれていました!
最後は希望も見え、あたたかさもあった!

特に印象的だったのが、奪われる瞬間がその結構手前の段階から誰が誰に何を奪われるということが予期できるような流れがあった点。そのため、直接的なバイオレンスの刺激が緩和されているように思いました
また、バイオレンスの結果の悲惨さがが印象に残りそうな瞬間はカメラの写す範囲外にあるのでそこに想像の余地があり、奪われた状態に自然に思考が寄っていくし、直接視認しないからか次のシーンに移る際にそれらが尾をひかない感じがした

起こった出来事に対してそこに同時進行で主観的な感情が乗っていないように感じ、出来事や行動そのものがくっきりと印象に残る...! 

ユーモラスな2人のやりとりも見ていて面白かったです!所作の間抜けさが本当に愛おしい.....!

あと、ロケーションの寒そうな荒涼感と空の柔らかくて美しい光がすごく綺麗だった!!
アキ・カウリスマキらしいダメ人間ものの小品佳作。行くあてのない男の珍道中であり、貧相な家族ドラマ。🌴🌈

極端に台詞が少なく、地味めなのだが観ていてほっこりさせられる。フィンランドというお国柄もあるのだろうか?

過去のハードボイルド映画を完全にパロディ化している辺りがまたニクイ。どこか含み笑いを誘う作風もクセになる。

『過去のない男』や『街の灯り』もそうだったけど、人と人との繋がりを大事にする所がこの監督のヒューマニズムであり美点なのだ。🌴🌈
anna

annaの感想・評価

3.9
チャップリンがかつて言ったと言われる「人生はクローズアップで見れば悲劇、ロングショットで見れば喜劇」という言葉を思い浮かべつつ(喜劇とは言い難いバイオレンスさもあるけど)クスっと笑えるシーンも少しだけある、いつものアキ・カウリスマキ節。
でも、子供が出てくるのはめずらしいかな?
そして、今更だけどマッティ・ペロンパーが本当にいい味出してるというか、中毒性があるというか。
彼を起用し続けるアキ監督側の気持ちになぜかすっごい共感してしまった。
そして、これも今更だけど、彼の作品の中でよく流れる音楽、タンゴも妙に気になってきた。
と思ったら「白夜のタンゴ」なんて映画があるじゃないか!今度見てみようっと。
深緑

深緑の感想・評価

4.0
悲しく厳しい現実を乗り越えるための無表情ユーモア&他者への労り。

この人の目線はいつだって「うまくいってない人」にある。
こんなん誰が嫌う?
一人旅

一人旅の感想・評価

4.0
アキ・カウリスマキ監督作。

父を自殺で亡くしたカスリネンは遺産として残った車に乗り込み南へ向かう。やがて行き着いた先で仕事を見つけるが・・・。

カスリネンに次々訪れる災難。
二人組のチンピラに後頭部を一撃され、有り金全てを速攻で奪われてしまう。さらに、後日偶然見つけたチンピラに借りを返そうとしたところ、警察に逮捕され抑留される。
金もない、仕事もない、家族もいない、友達もいない、何もない・・・。
ないないづくしのカスリネン。
しかし、違反駐車がきっかけで知り合った一人の子連れ女性イルメリと共に計画した国外脱出を夢見て奔走し始める。

イルメリと出会う前のカスリネンに将来の明確なビジョンは無いような印象だ。
新たな目標が出来たことで、そして何より愛する人が出来たことでカスリネンは絶望の中に一筋の希望を見出していく。

カスリネンほどの不遇と悲劇を味わう人間は現実でもそうはいないだろう。それでもカスリネンは前を向いた。無口で無愛想な男だけど、幸福を追求し続ける限りは運と神は見放さないのかもしれない。そう信じたい。
一匹狼カスリネン.........人間の底力のようなものを感じさせる。
カウリスマキの作品群ではシリアス系統の作品。

失業した男が南へ向かいドライブをする。
その先には出会った女性との暮らしがあり、捕まった刑務所での同僚との意気投合。
そして国外逃亡を実現させようとする。

アンダーグラウンドな世界を描くが、そこはカウリスマキ。
いつものように淡々とした描かれ方で、全員が無表情。
だが感情はしっかりと感じ取れる。

ハードボイルドらしくラストまで紆余曲折があるが、手助けをするペロンパーがすごくいい助演ぶりだった。
ni

niの感想・評価

4.0
マッティ~~!
カタヤノッカの刑務所(泊まれる)、誕生日・・・じゃないww、強盗した金を路上に派手に落とすの爆笑、あともう一つなんだっけ爆笑したの、とにかく最高だった
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