「労働者三部作」と言われる二作目。
炭鉱が閉山になり、仕事を失ったカスリネン。自殺した父のキャディラックに乗って南へ。
このキャディラックの幌が壊れていた(と思っていた)から、冷たい風を浴びながら…
ノワール(闇・犯罪・暴力)の本質とは、生への意志であることが、前作『パラダイスの夕暮れ』(1986年)と同様、ミニマムに描かれていたように思う。
このことは、オープニングで、死ぬために自らに拳…
好きな映画人にアキ・カウリスマキ監督のファンが多くて、いつか観なければと思っていたので、いまさらながら初鑑賞。
北欧特有の暗さがあって、けっこう救いのない話なのに、そこはかとなく笑える。これは好きな…
全てが渋くてとにかくカッコイイ、ロマン
かなり早い展開が寧ろ運命的で良かったし緊張感も有りつつ読めない展開が面白い
出会いも別れも情緒的なシーンが徹底的に省かれてるのがマッチしててとても良かった
誘…
アキ・カウリスマキ作品2つ目にしてちょっと感じを掴んできた。どの作品も淡々としてて、無表情な感じなのかな?その感じは嫌いじゃないけど、これは私はあんまりだった。前半が理不尽な展開が続いてちょっとフラ…
>>続きを読む鉱山閉まって失業した男は、父のキャデラックで南へ発つも財産を強盗に持ってかれてしまう。日銭を稼ぐ中で出会ったコブつき女性といい感じになるも、いつかの強盗と取っ組みあいをして縛につく羽目に。大脱走をし…
>>続きを読むアマプラで鑑賞。
カウリスマキの映画はそこまで好きというわけでもないのですが疲れた夜にふと見たくなります。本作は初見で、相変わらず無表情かつ美形でも不細工でもない中年男女の孤独な愛と逃避行が描かれ…