最初はただツイていなかっただけの主人公も、脱獄、強盗、殺人と、次第に社会の暗部へ堕ちて行かざるを得なくなる。
それでも重くなりすぎず、カラッとしたユーモアや温かさを感じさせるのは、この監督の味なん…
フィンランドに旅立つという友人ハユルに教えてもらって見た 確かにユーモアがあってストーリーの割に悲惨さをあまり感じなかった よかった ここまで行ったらやりすぎだけど、もう少しいい加減に生きてみてもい…
>>続きを読む自殺した父親から受け継いだキャデラックで出発すると途端に崩れ落ちる車庫にグッとくる。このキャデラックもすぐに売却されるどん詰まりっぷり。
めちゃくちゃ嫌なニヤつきを浮かべる看守即座に下の階に落とされ…
- いつも自信家ね?
- いや 今 初めて自信が出た
なんかいいなあーカウリスマキ。
当時のフィンランドの社会情勢とか全然知らないけど、なんかいいんだよな。
資本主義的にはかなり敗者な主人公が不遇…
“随分、自信家ね”“いや、今はじめて自信が出た”なんて台詞、メチャクチャいいな。全ての事象が爆速で進んでいくのが、カッコいいし心地よいしとても良かった。
ケーキの中に脱獄キット、は『グランド・ブダペ…
マッティペロンパーが刑務所住人なのにインテリ系でイケてた!
これはカウリスマキ作品としては毛色の違う作品!1時間ちょっとによく盛り込めたなっていう内容だけど、慌ただしくないのが不思議。
原題が予…
アキ・カウリスマキ「労働者3部作」の2作目。
失業したカウリネンは仕事を得るため、自殺した父のキャデラックで南を目指して旅に出る。その後、道中で全財産を奪われてしまうが、日雇いの仕事にありつける。そ…