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アラジンのYSKのレビュー・感想・評価

アラジン(1992年製作の映画)
4.5
あらすじによると「貧しいながらも清い心をもつ青年アラジン」が主役なのですが、そんな清い心をもった青年が盗みを働き嘘をつき身分を謀るものでしょうかね、看板に偽りがありそうです

というくらいしか揚げ足のとりようがないくらい攻守ともに一流ですよね
悪の心をもった大臣によるお家騒動というなかなかハードなお話にも関わらずすべてジーニーが中和してくれるおかげで非常に楽しく見られるのが大きく、ジーニーの力によって某国の王子へと姿を変えたアラジンが鳴り物入りで入城するシーンはもちろんのこと、黒を白へと変えてしまえるほど強力であるにもかかわらずどうしようもなく人間味が強いのも面白さの秘訣でしょう
そしてそこに『A Whole New World』なんていう名曲まで加わるのですから文句のつけようもありません

膨れ上がりすぎた野心によって自滅したジャファーなど教育的配慮も強く、単純な好みでいうのはあるとはいえ完璧だと思えるくらい好きな作品です
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