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アラジンのtaigaのレビュー・感想・評価

アラジン(1992年製作の映画)
3.7
王様がいい意味でアホすぎて脱力した。一国の王とはとても思えない天真爛漫さ。。。
観たのか観てないのか記憶が薄く、でも今更なんか幼稚な気もして観てこなかった作品。改めて大きくなったからか、少し斜めに考えながら、でもとても愉しく観ました。
ディズニーここ数年攻めてるなぁと思っていたけど、想像するに多分既に当時からこれは攻めていて、少し古びてきた今、また新作やら実写化やらで民族・ジェンダー観を一歩進めていると感じた。寓話や神話との健康な向き合い方なのかも。。

八割方ユーモア。セルフパロディなんかのギャグセンスも、改めて手塚治虫への影響の大きさを感じる。

そしてとにかく狂言回しのジーニーのキャラクターが凄い。作品の大黒柱。
完全に躁状態、故にエンタメ。
カラオケで友人がジーニー初登場の際の曲を唄って踊って変な声と動きしてて、何をやってるんだろうと思った事があったけど、ようやく彼のやりたかったことが分かった気がした。
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