ろーぜす

デイ・オブ・ザ・デッドのろーぜすのレビュー・感想・評価

デイ・オブ・ザ・デッド(2008年製作の映画)
3.3
「死霊のえじき」とは全く違う作品
画像にはロメロの名前がありますが
ロメロは関わってないです!
全く別物と思った方がいいです
サバイバルゾンビ映画です
とにかく逃げる!それだけ
でも主人公の名前は同じです
職業が違います
「死霊のえじき」のサラは科学者
こちらは軍人です

「死霊のえじき」のオープニングは
サラが一人で白い部屋にいて
そこには壁にカレンダーだけがある
そのカレンダーの日付には×がついてます
サラはカレンダーを触ると
壁から突然、大量の腕が出てくる
あれはなかなか強烈、インパクトありました
そして空の旅だったかな

で、この映画もそうかと思ったら
ん?軍人?いきなり外から?
なんか違う
全く違う作品でした

もうゾンビが
超アグレッシブゾンビ!
運動神経バツグン!
人間の時より俊敏で、身体能力が高い!
しかも知能がある

今の主流のゾンビ映画をあるだけ
詰め込んだ作品ですね
グロさもそこそこです

ゾンビのスピード感がストーリーの
スピード感に繋がったか
ちょっと強引に押しきったかの
ような作品でした
だからか緊張感と怖さのかけらもない
あっちこっちと終始忙しいです
これはかなりマイナスかも

しかし、私が最近シリアスな
ゾンビ映画を観てなかったせいか
そこそこ良かったような気がします

この作品を「死霊のえじき」の
リメイクと考えなければ
そこら辺のゾンビ映画よりは
全然楽しめると思います
ただリメイクって謳ってるなら
基本、寄せて欲しかったかなとも
思わなくはない
でもそうしたら間違いなく
ロメロのオリジナルには敵わないか
ろーぜす

ろーぜす