のす

誘惑ののすのレビュー・感想・評価

誘惑(1957年製作の映画)
3.6
中平康監督作品。この作品は今だと恋愛コメディ的な枠に分類されるのだろうか。それそれの登場人物の一筋縄には行かない恋愛物語。自分の気持ちや立場を吐露するシーンが多い。同じ画面の違う空間で物語が同時進行していたのが面白かった。地味にキャストが豪華。この中で一番コメディアンなのはごめんあそばせ~と言って高笑いしている轟夕起子。2人ともチョイ役なんだけど宍戸錠の敵ポジションに二谷英明。渡辺美佐子が純情で恋する乙女な役を演じているのは何だか珍しい気がした。そしてクライマックスは色々と凄い。
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