20世紀フォックスの曲がホンキートンク・ピアノになってるのから既に世界観バッチリ。
そんでダリ作、メイ・ウェストのソファみたいな真紅の唇がドアップで歌うのよ。から〜の不協和音なウェディング・マーチ。から〜のオー!ジャネット。から〜の…
と忘れっぽい自分が曲の繋がりのお陰で次のシーンをどんどん思い出せる。忘れてるシーン皆無!音楽の力だわ。
でも教会の神父と使用人たちがあの3人だと気付いたのは数十回見てからだった。どんだけ鈍いんだ自分。
昔2本か3本立てで本作を見た時は新聞の代わりにぴあを持って行って雨のシーンで頭に被せたな。あとライターも灯した記憶が…今じゃライターは絶対無理だけど。
次に映画館で見られる機会があれば英字新聞とミニLEDでも持って行こうか。あとはお米と他に何が必要だっけ?
恥ずかしがらずに踊れる強いハートか?
最大の見どころはやっぱタイム・ワープの踊りよね。
チャールズ・グレイ様の狂喜乱舞←するお姿が死ぬほど好き。
お陰で007でグレイ様が出て来ても笑ってしまう体質になってしまったwww
この映画はハマる人はとことんハマるのでまだ見たことが無い人は試しに一度見て欲しい。好きになったら麻薬の様に何度でも繰り返し見たくなる映画だから。
場面が変わるたびにニヤニヤワクワクしてしまうから。
若き日のスーザン・サランドンが初々しくて可愛い。
ITの初代ペニー・ワイズを演じたティム・カリーのフランケンフルターがカッコいい。
いかにも怪しいリプラフ素敵。
でも1番のお気に入りはマジェンダ姐さん。イケないおクスリをテキーラで流し込んでるに違いない、ってくらいキメッキメでぶっ飛んでる。
そんで美しい。
ぶっちゃけこの映画の1番楽しいシーンはタイム・ワープの踊りなのでその後は面白いけどそこを越えることは無い。つまりは早々に最高に盛り上がる部分が終わってしまうのが難点。
それでもフランケンフルターがジャネット&ブラッドにそれぞれ夜這いするとか、ジャネットがいきなりエロに目覚めるとか笑えるシーンは沢山。
何気に最後のしんみりした曲(スーパーヒーローかな?)も良い。
伝説のカルト・ロック・ムービーを是非ご覧あれ。