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ソフィーの選択のkuのレビュー・感想・評価

ソフィーの選択(1982年製作の映画)
3.4
今作は、ナチスによるホロコーストを題材にした作品です。

内容は、かけだし作家のスティンゴが、ソフィーという女性と知り合う。彼女には誰にも語ることの出来ない恐るべき過去があった。それは、彼女の人生を大きく左右する第一の選択であった……というもの。

重くて切ないです。たまたま知り合ったソフィーという女性が、どんな人生を歩んできたのかが今作の見どころですが、救いがないうえに、最後の選択も悲しかったです。ソフィーにはどうすることもできないし、提示された選択には正解なんてものはありません。どれを選択していてもソフィーとしては終わりですね😓

また、ソフィーの人生だけでなく、一緒に暮らしていたネイサンにも焦点が当たります。彼の人生も過酷で、真実を知った時は驚きました。ただの、感情の起伏が激しい人だと考えていたので、そういう設定に持っていくのかと思いました。

内容としては驚くシーンもあって見応えあったんですが、率直な感想としては結構退屈でした。全体的に暗めなのもそうなんですが、所々、このシーンいる?と疑問に感じた部分もあったり、そもそもキャラに感情移入が出来ませんでした。例の選択も、もっと子供と生活するシーンとかあれば、選択の辛さを感じられたのですが🤔

ナチスによって、過酷な人生を歩んできたソフィー。彼女の人生を大きく左右した選択とは一体何なのか。気になる方はぜひ🤗
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