TAKA

ソフィーの選択のTAKAのレビュー・感想・評価

ソフィーの選択(1982年製作の映画)
4.6
2018-206-171-035
2018.11.17 TC錦糸町楽天地 Scr.12

・文芸作品。旧き善きアメリカ
・メリル・ストリープ。美しさと巧さ
・本作みたいな作品は・・・

午前十時の映画祭9 13本目

オープニングからいきなり
文芸作品。
旧き善きアメリカ。
そんな雰囲気に溢れているように感じました(^_^)

冒頭いきなりの大量のSPAM!?
ヾ(≧∀≦*)ノ〃
キャンベルのスープ缶は?みたいな(笑)
ここはMr.ドーナツの壁に掛かってるイラストの世界かよっ!?(笑)
いやミスド10年くらい行ってないけど(笑)

そんな中で始まるお話は・・・

最初どこか牧歌的で
懐かしい雰囲気に溢れていて
その後の展開を予測出来なかった。

ある出来事を境に蠢き出す暗雲。
そしてそれは
容易に晴れるものとは思われず・・・

やはりメリル・ストリープが、
巧い
美しい。

それが本作の全てと言っても過言ではない作品だったように思います。

見つめている間に
透き通る肌の目の辺りがほの赤く染まり
そしていつしか溢れ出す涙・・・
全て彼女の思うがまま。
・・・凄い。
そして・・・美しい。

可憐な美しさに、羅生門の京マチ子さんが頭をよぎりました。
ジュリー&ジュリアでメリルを知って、演技は勿論朗らかさや鷹揚さが素敵だと思ってました。
こんなに可憐で美しい彼女を観たのは初めてでした・・・

そして本作は彼女の顔立ちに映える。
やはりドイツ系混じってるみたいですね。
本作は彼女な為にある作品、
彼女がいるからこそ成立する作品。
素晴らしいアクトレスですね。
やはり(^_^)

そして最後に。
もう一つ心をよぎった思い。
それは・・・

もう作れないんじゃないかな、
本作みたいな作品は。
内容的にメジャーは手を出さない気がする。
それは・・・
寂しいことかな。

追記。
・SPAM・・・もしかしたらスポンサーだった?(笑)
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