Kyoko

モナリザ・スマイルのKyokoのレビュー・感想・評価

モナリザ・スマイル(2003年製作の映画)
4.0
女子大生の学生生活や会話がリアルで現代とほとんど変わらない中に、少し価値観が違うところがある、そんな会話の端々にいろんなテーマや問いが散りばめられているようだった。
女子大の存在意義を否定的に捉える人もいて私も大学時代ずっと考えていたけれど、今だってまだまだ女性史においては新しい男女の形のための過渡期なのかもしれなくて、そんな変化を牽引するのが女子大の役目なんだと。
ヒラリークリントンの母校でありちょうどその時代だそうで、ガソリンスタンドの元彼エピソードを思い出すと、ちゃんと学校の伝統として根付いているんだなと。

大学の貸出ランキングで常に上位だったので卒業前に記念に見たんだけど納得。字幕翻訳が戸田奈津子さんだったのも嬉しいところ!自分の大学をタイムスリップして見ているようだった。
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