Tatsu

WANDA/ワンダのTatsuのレビュー・感想・評価

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)
-
バーバラ・ローデンの退屈な目。母親という人生から降りた女は、酒場強盗の男の車に乗り続ける。車から降りた時、彼女の冒険は終わる。この先にあるのがケリー・ライカートの『リバー・オブ・グラス』。絶望的なラストを爽やかに描くライカートとは対照的なエンディング。アメリカ社会の孤独、寂しさに向き合う。
Tatsu

Tatsu