徹底して小さな声で語られた、この実存感覚の痛切さ。本当に切実なことは、いつでも小さな出来事として起こり、だからこそ小さな声で語られなければならないことを、あらためて思う。それは、ほとんど震えに近い。…
>>続きを読む久しぶりに本格的に面白い作品に出会った。この映画の主演であり、脚本、監督など、ほぼ全てを一人でこなしたバーバラ・ローデンについて色々調べてみると、ジョン・カサヴェテスに匹敵する才能という言葉を見つけ…
>>続きを読むこの女性監督全く知らなかった。wikiには「当時アメリカ合衆国では女性監督作品が劇場公開されるのも稀なこと」とある。ずいぶん早い先駆けだったわけだ。例によってスコセッシが掘り起こして甦らせたらしい。…
>>続きを読む需要がある場所が必ずしも居場所にはなり得ないことへの寂寥感。人間の持つ不完全さを何かに当てはめて包括することは諦めの強制のようで少し疑問視していたけど、存在しない希望を持たせ続けることよりは少しは人…
>>続きを読むボニクラにもなれないみたいな、そういうアメリカンニューシネマより悲惨な話。何も起こらないし起こせない。
なんかの犬みたいな髪型がかわいい。
最後あしたのジョーっていうか浅川マキみたいになってるの爆笑…
彼女がかなり変わってる人で、
明るすぎて何か障がい的なものを想像してしまうこととか、
いやそもそもこいつかなり無責任だな、とか
男に従ってついていくことが最善であることの悲しさとか、
全部詰まってい…
★★★liked it
『WANDA/ワンダ』 バーバラ・ローデン監督
Wanda
みんな、強くなれとか、自分で立てとか、
きれいごと言うけど
居場所もなくて、誰にも見向きもされない私には、
必…
(C)1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS