こんな古い自主制作映画初めて観た。
まるでドキュメンタリー。
セリフ少なめで映像で見せてく感じだからすごい静か。 この後ワンダがどうなっていったのか気になる。
離婚裁判にも遅れてきて、自分の子供…
カメラはえらいブレるし、そんなところ撮るの?こんな音入るんだな…?
って思ってみてた ちょこちょこかわいいお店や色使いが女性監督っぽい
バーバラ・ローデンの本当に頭がアレなのではって演技と、あてもな…
スパゲッティの食べ方にすべてが表れている女、ワンダ(B・ローデン)の漂流記。
旅でも放浪でもなく漂流、彼女にはまるで自分の意志を保つ力が欠けている。ように見える。
離婚裁判に遅れてきては親権に未練…
アメリカのペンシルベニア州の炭鉱町で暮らす女性ワンダ。離婚して子供の親権もお金も住む場所も全て失い世捨て人状態になる。そんな中あるバーで偶然出会ったノーマンと行動を共にするが、彼は逃走中の強盗犯。彼…
>>続きを読む映画の内容の前に言及するのも
申し訳ないとは思うが
この作品の存在を知ったのは
ヴィム・ヴェンダースが、
女性にしか描けない歴史に残る傑作、と言っていたからだ
創作の出自とか、映画の歴史やらを…
望みもなくただ流れ行く、無情なまでに空疎な逃避行。離婚し子も職も失い僅かな財産も盗まれたワンダは、バーで出会った傲慢な中年男デニスに流されるがまま、犯罪の共犯に手を染めていく。孤独な女性の受難の彷徨…
>>続きを読むオツムも良くなく、教育もろくに受けてないであろう女は、言われるがままに人に付いていき、自分の意思を持たなかった。
うまくいかない自分を知ってはいるが、勇気を出して加担しようとするのが犯罪とは。
それ…
成り行きまかせでは、幸せは得られない。
ひたすらにだらしなく、自分で何も決められず、何も出来ない女が、なりゆき任せに人についていくだけ。
そこに何もない。ただ虚しさしか残らない。浅い肯定感では生きて…
アケルマンやライカートみたいな映画かと少し高を括っていたが、いやまさかこんなにもアクティブでスリリングな傑作だったとは!今その場を乱暴に切り取るかのようなカメラがカサヴェテス級のキレ。バーで強盗中の…
>>続きを読む唐紅を無意識的に等閑し、褪せた白群を召連れ徘徊するワンダ。カーラーを巻いたまま出廷すること、行き摺りの男に軽口を叩きながら食事をすること、彼女の行動に特段意味はない。執着の無さは諦めの果て。
不可逆…
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