WANDA/ワンダの作品情報・感想・評価・動画配信

『WANDA/ワンダ』に投稿された感想・評価

徹底して小さな声で語られた、この実存感覚の痛切さ。本当に切実なことは、いつでも小さな出来事として起こり、だからこそ小さな声で語られなければならないことを、あらためて思う。それは、ほとんど震えに近い。…

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久しぶりに本格的に面白い作品に出会った。この映画の主演であり、脚本、監督など、ほぼ全てを一人でこなしたバーバラ・ローデンについて色々調べてみると、ジョン・カサヴェテスに匹敵する才能という言葉を見つけ…

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この女性監督全く知らなかった。wikiには「当時アメリカ合衆国では女性監督作品が劇場公開されるのも稀なこと」とある。ずいぶん早い先駆けだったわけだ。例によってスコセッシが掘り起こして甦らせたらしい。…

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このレビューはネタバレを含みます

需要がある場所が必ずしも居場所にはなり得ないことへの寂寥感。人間の持つ不完全さを何かに当てはめて包括することは諦めの強制のようで少し疑問視していたけど、存在しない希望を持たせ続けることよりは少しは人…

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ボニクラにもなれないみたいな、そういうアメリカンニューシネマより悲惨な話。何も起こらないし起こせない。
なんかの犬みたいな髪型がかわいい。
最後あしたのジョーっていうか浅川マキみたいになってるの爆笑…

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y
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彼女がかなり変わってる人で、
明るすぎて何か障がい的なものを想像してしまうこととか、
いやそもそもこいつかなり無責任だな、とか
男に従ってついていくことが最善であることの悲しさとか、
全部詰まってい…

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PUFFIN
3.0
別に観なくてもよかったかな。最後まで観たけどなんか悲しくなった。
家庭を顧みず夫に捨てられたワンダの無軌道に彷徨う悲惨な姿を監督でもあるバーバラ・ローデンが見事に演じた秀作。

★★★liked it
『WANDA/ワンダ』 バーバラ・ローデン監督
Wanda

みんな、強くなれとか、自分で立てとか、
きれいごと言うけど
居場所もなくて、誰にも見向きもされない私には、
必…

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ワンダは女性の価値を男性に売る。すべてをなくし、それ一つで身を食いつなぐ。彼女はあまりにも優しい。銀行の前で彼女の表情が映し出されたとき、そこに私は女性の屈強な逞しさを見た。

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