竹下トモヒロ

大病人の竹下トモヒロのレビュー・感想・評価

大病人(1993年製作の映画)
3.5
丹波哲郎の大霊界

カプコンゲームの大魔界村

当時、僕が夢中になっていた
「大」がつくものをフィードバック
してしまうのは何故だろう。

死にたいする単に恐怖を描く物語とは違い
死を通して見つめる生きること
そんなメッセージを感じました。

病気になって
気になり始めること
反対に気にならなくなること
身体に染み付いている切っても切れない
人間の性。

痛みを感じるのも生きているうち
(伊丹を感じるのも)

いい意味で、
伊丹十三監督は今ある鮮度の高い事を
自分の身に通して僕らに手招きして
観せてくれる天才。
竹下トモヒロ

竹下トモヒロ