れーみゅ

ヴィタールのれーみゅのネタバレレビュー・内容・結末

ヴィタール(2004年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間が機械として解剖されていく様が観ていて気持ちよかったけれど、ぼんやりと日頃抱いている死ぬことへの恐怖もかき立てられた 自分も死んだらああなるんだなあという実感を持てないことへの恐怖
私たちが記憶したり、意識を持ったり、動いたり踊ったりすることって、風が吹いたり、雨が降ったり、波が寄せては引いたりするのと同次元の自然法則でしかないんじゃないか、という話を滔々と語られると、そういう気持ちになってしまう(中盤のダンスシーンなんかは特にそういう形で理解した、あと繰り返し出てくる工場の煙突ってたぶん随伴現象説がモチーフですよね)
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