柘榴

ヴィタールの柘榴のレビュー・感想・評価

ヴィタール(2004年製作の映画)
3.5
浅野忠信の無表情演技よ!(笑)(褒めてます)
浅野演じる記憶を無くした医大生が、亡くなったかつての恋人の人体解剖実習に挑むことで、記憶がフラッシュバックし、徐々に記憶を取り戻して行く、という物語。
冒頭にも記したが、浅野は元恋人の解剖中はずぅ〜と目がうつろで、“心ここに在らず”状態。
後半はフラッシュバックした恋人との幻想世界こそが、真の世界、俺が生きていくべき世界だと言い出す始末…。
“死”とは何かを考えさせられずにはいられない、意欲作。
柘榴

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