ひろくん

オーバー・ザ・トップのひろくんのレビュー・感想・評価

オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)
4.0
相変わらず画面から伝わる熱量がスタローンの映画の売りだと思う。テレビから湯気が出ていないほうが不思議だ。なんでもないシーンでもスタローンのタンクトップは汗びっしょりで色変わっちゃってるし。アメリカントラック野郎のマッチョが主人公でアームレスリングの映画なので必然的に筋肉祭りになるのだが、袖のある服を着るやつが浮くという怪奇現象が起こっていて笑った(そして、スタローンは息子の袖を捲るし引き千切る)。
スタローンは寡黙で厳しい役柄が多いがこの映画では優しくて強いお父さんって感じで「いいなあ…。」と素直に思った。
腕相撲の試合はかなり盛り上がったというか盛り上がらずにはいられない。マッチョたちが汗びっしょりで目が血走っていて、太い二の腕には血管が浮き出ている。そして、吠える。観客も吠える。二本の腕が絡み合い、男と男の真剣勝負。心踊るとはこのことかと思いましたね。
ポケモンのサトシと同じで帽子を後ろ向きにするとスイッチが入るらしいのだが、腕相撲をする機会があればぜひ真似したい。まず帽子を被る習慣を日常にしないといけないののハードルが高いが。
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