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海燕ホテル・ブルーのodyssのレビュー・感想・評価

海燕ホテル・ブルー(2011年製作の映画)
1.5
【作れば作るほど下手になる】

ダメですね。若松孝二監督、どんどん悪い方向に向かっているなあ。

幻想的な映像で作品を運んで行っているのに、最後にあのセリフはないでしょ。全体をぶちこわしている。そしてそのことに気づかないというのが、致命的。それとも脚本家が悪いのかな。仮にそうだとしても、脚本の悪さに気づかないところがさらに致命的。

ヒロインにも魅力がないですね。男を惹きつけて離さない女という設定なんだから、とびきりいい女を持ってこなきゃいけないのに、顔だちがどこか下品。白いワンピースが似合っていない。公募してでももっと美しいヒロインを探し出さなきゃダメでしょ(怒)!

途中で、原子力発電所批判を入れているけれど、これまた合ってない。簡単に時流に乗るんじゃないんだよ、若松監督!
映画を作れば作るほど下手になる、のパターンかなあ。引退勧告ですかね、こりゃ。
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