【宝探し】
『パディントン』も3作目ですが、第2作から7年も経つってのは、ちょっと間が空きすぎの感も。
今回はエルドラド、つまり南米の黄金郷を探す物語。「映画はこうじゃなくちゃ」と言いたくなる設定>>続きを読む
【キリスト教をおちょくっているので】
地上で暮らしている堕天使が天国に戻るチャンスをつかんだが・・・というハチャメチャなキリスト教パロディ映画。
アメリカでは上映中止を求める声もあったというけど>>続きを読む
【上出来だが主演女優で減点】
(西暦2000年にロードショウを鑑賞した直後に書いたレビューです。)
ニキータ・ミハルコフ監督の最新作。
西暦1900年前後のロシアを舞台に、若いロシア人士官と謎の>>続きを読む
【大作だが】
(西暦2000年にロードショウを鑑賞した直後に書いたレビューです。)
メル・ギブソン主演の、アメリカの独立戦争を描いた作品。
最初は戦争に懐疑的だった7児の父ギブソンが、次男を無法>>続きを読む
【バレエ業界の内幕】
15歳の米国人少女が、バレエの本場であるロシアのボリショイ劇場のプリマになりたくて、ボリショイ劇場の付属アカデミーに入学してバレエを教わるという筋書きの映画。実話に基づいている>>続きを読む
【戦前ハリウッドのサバイバル映画】
シネマヴェーラの特集「プレコード・ハリウッド Ⅱ」にて。
船旅の途中、船内でコレラが発生。男女各2人が逃げ出してマレー半島の密林をさまようという筋書きのサバイバ>>続きを読む
【発想の奇抜さだけか?】
7と2分の1階(面白い発想ですね)にある三流会社に勤務する人形師志望の青年。
たまたま壁に穴があるのを発見し、入ってみたら、俳優ジョン・マルコヴィッチの脳に通じていた・・>>続きを読む
【詩人リルケに似た男】
ニューヨークの独身キャリアウーマン(デミ・ムーア)が眠りにつくと、南仏で二人の子供と生きる未亡人に。未亡人が眠りにつくとキャリアウーマンに・・・・という、一身で二世を生きる話>>続きを読む
【映像で魅せる映画の典型】
時期ははっきりしないが、過去いちど鑑賞している。
最近リヴァイヴァルされたものを劇場鑑賞したけれど、やはりこの作品は、筋書きよりも映像で見る映画の典型というべきだ。
雲>>続きを読む
【マンション住人の人生模様】
シネマヴェーラの「プレコード・ハリウッド Ⅱ」にて。
真夏の猛暑に襲われたニューヨーク。マンションの正面玄関を舞台にして、住人たちのそれぞれの事情が描かれる。狂言回し>>続きを読む
【うーん……】
作品に芯がないというか、コンセプトがはっきりしない映画だなと思いました。
ヒロイン(橋本愛)は大学に入って、ひょんなことで演劇部に入部、そこで知り合った先輩(中川大志)と仲良くなる>>続きを読む
【シナリオが悪い】
雪山の奥深くにあるダムがテロリストに占領された。それに立ち向かうダム職員織田裕二と、かつて恋人が織田と一緒に遭難し織田だけが助かったことで彼をうらんでいる松嶋菜々子の物語。 >>続きを読む
【設定を受け入れられるかどうか】
両親を失い、兄と妹で生きてきたふたりが、妹の結婚をひかえて仲違いするという話です。もともと、妹にはなぜか他の家族の娘として育った記憶があった。兄はそれを封印するよう>>続きを読む
【ミステリーとして悪くない出来】
お馴染みの劇場版アニメの最新昨。
今回は冬の長野県山岳地帯を主舞台に、雪山で犯人を追っていて狙撃されて重傷を負い、なおかつ雪崩に巻き込まれて、救われたものの狙撃さ>>続きを読む
【昭和30年代へのノスタルジー】
(以下は西暦2000年にロードショウを鑑賞して書いたレビューです。)
押井守原作のアニメ最新作。
何となく中途半端な気がする。アニメならではのキレ味とか迫力がも>>続きを読む
【戦後まもない頃の日本の風景】
(以下は西暦2000年に書いたレビューです。)
ラピュタ阿佐ヶ谷の高峰秀子特集にて。
木下恵介らしい、全然けれん味のない映画。
原作も有名だから内容は省くが、戦後>>続きを読む
【一人ぼっちの君に】
修学旅行で東京から広島へ旅することになった高校生たち。
自由行動日のために班を作らなければならないが、日頃から友達がいなくて一人で行動している生徒は、どの班からも受け入れてもら>>続きを読む
【児童養護施設を知るために】
児童養護施設を映し出したドキュメンタリーです。
現在の日本では、親と死別したり、色々な事情で親と同居できないので、この種の施設で暮らしている子供たちが4万人以上います。>>続きを読む
【昭和30年代の味】
川島雄三監督作。
裕福な弁護士一家と、そこに居候している死刑囚の娘、そして飛び込んできた弁護士夫人の友人の娘・・・といった筋立ての、昭和33年作の風俗映画。
若い頃の香川京子>>続きを読む
【市川雷蔵の代表作の一つ】
1時間50分があっという間に過ぎていく面白さ。
市川雷蔵と勝新太郎の二大スターの共演も見もの。
雷蔵の妻役の真城千都世も美人だし。彼女は人により好き嫌いが別れるよう>>続きを読む
【レア・セドゥのための映画?】
一貫した物語性のない、いうならば「芸術」映画です。
最初のよく分からないシーンの後、宮殿ふうのデラックスな建物で、セドゥとジョージ・マッケイが過去に出会ったときのこ>>続きを読む
【バーバラ・スタンウィック演じる正義派看護婦】
1931年のハリウッド・モノクロ映画。シネマヴェーラの特集「プレコード・ハリウッドⅡ」にて。
ヒロイン(バーバラ・スタンウィック)が強引に准看護婦と>>続きを読む
【老人と孫】
1931年のハリウッド・モノクロ映画。
シネマヴェーラの特集「プレコード・ハリウッドⅡ」にて。
会計士の父親、主婦の母親、失業中の長男、勤めに出ている長女、年が離れた小学生くらいの男>>続きを読む
【精神を病んだ少女の物語】
(以下は西暦2000年に書いたレビューです。ウィノナ・ライダーが映画にたくさん出演して人気を得ていたのは1990年代。これは彼女にとっては転換期の作品ということになります>>続きを読む
【この映画より深瀬の写真のほうが】
実在の写真家・深瀬昌久とその妻洋子の半生を、フィクションをまじえて映画化したものだそうです。
たしかに、映画の中に出てくる深瀬の写真を見ると、すごいなと思う。>>続きを読む
【山下美月さん】
数年前の映画ですが、昨年の『六人の嘘つきな大学生』と今年の『山田くんとLv999の恋をする』で山下美月さんの魅力を発見してしまったので、DVDを借りてきて鑑賞。
うん、この頃から>>続きを読む
【ごめんなさい、ナチ映画にはもう飽きました】
ナチ支配時代のドイツで宣伝相として活躍したゲッベルス。その時代から戦争に突入して敗色が濃くなる中、家族と一緒に自殺するまでを描いています。
ナチ映画にも>>続きを読む
【肩がこらない娯楽作】
(以下はこの映画がロードショウ上映された2000年に書いたレビューです。)
30年ほど前の映画のリメイクらしいが、美女の姿をした悪魔と「7つ願い事をかなえてもらう代わりに魂>>続きを読む
【ほどほど】
デイビッド(ジョエル・キナマン)は妻の出産に立ち会うため、クルマで病院へと向かう。ところが病院の駐車場で見知らぬ男(ニコラス・ケイジ)が乗り込んできて、銃を突きつけてクルマを出すように>>続きを読む
【シム・ウナの代表作】
(以下は2000年のロードショウ上映時に書いたレビューです。)
前評判の高い韓国映画だが、期待に違わぬ力作。
ヒロインのシム・ウナが「八月のクリスマス」に続いてその美し>>続きを読む
【シェイクスピアの知られざる残酷劇】
シェイクスピアの余り知られていない(私もこういう作品があるとは知らなかった)戯曲を映画化したもの。
古代ローマが舞台だが、古代とモダンをごったまぜにした演劇>>続きを読む
【古いタイプの女性向けサスペンス】
ハリソン・フォードとミシェル・ファイファー主演のサスペンス映画。
技法的にはやや古い感じがする。
内容から言って女性向けでせう。
【パロディとして洒落ている】
私の住む都市の劇場には来なかったので、制作後10年あまりをへてDVDにて鑑賞。
フロベールの有名な長編小説『ボヴァリー夫人』のパロディです。
舞台も同じくフランスはノ>>続きを読む
【ハリウッド古典期のミステリーだが、異常なところも】
1944年のハリウッド・モノクロ映画。
第二次世界大戦中にアメリカで作られたハリウッド古典期のわりに有名な作品だが、私はDVDにて今回初めて鑑>>続きを読む
【装置は豪華だが、ドラマとして弱い】
(以下は本作がロードショウ上映された2000年に書いたレビューです。)
フランス太陽王治下の貴族の生活ぶりを再現した装置は豪華絢爛で観客の目を楽しませてくれる>>続きを読む
【退屈だった】
(以下は20世紀最後の年、つま2000年の末にロードショウを見て書いたレビューです。)
画家レンブラントの半生を再現した映画で、ドイツの名優ブランダウアーが主演しているが、当時の市>>続きを読む