【進歩がないね、ソフィア】
かのエルヴィス・プレスリーに見初められて同居し、やがて妻となって一児をもうけるものの、離婚に至った実在女性の伝記を映画化したものだそうです。
1950年代末の西ドイツ。>>続きを読む
【アメリカ映画の多様性とバランス感覚】
わりに知られた映画ですが、BSでようやく鑑賞。
第二次世界大戦終了から9年後の映画。最初小説として書かれ、次に演劇になり、それから映画、という順序だったよう。>>続きを読む
【テンポ感があれば】
(以下は2005年に書いたレビューです。)
くじ運が悪い私としては珍しく試写会に当選したので一般公開前に無料で見ることができました。
さて、ウィル・スミス主演で、恋に不器用>>続きを読む
【俳優は豪華だが作りはダメ】
ジュード・ロウ、クライブ・オーウェン、ナタリー・ポートマン、ジュリア・ロバーツという、男女4人の豪華俳優がそろった注目の映画。
英国を舞台に、アメリカから旅してきた>>続きを読む
【この手の韓国映画って】
エンタメとして作られた映画です。
だからあんまり考えずに見たほうがいいんでしょう。
でも、韓国のこの種のエンタメって、どこか暗いんですよね。
フィルム・ノワールと銘打って>>続きを読む
【チェ・ジウ主演の喜劇】
(以下は2005年に書いたレビューです。)
チェ・ジウ主演だからということで見に行ってみました。俳優のインタビューなどを仕事とする雑誌女性記者(チェ・ジウ)。堅物でまだキ>>続きを読む
【第一次世界大戦前夜】
BS録画にて。
20世紀初頭のモロッコを舞台に、イスラム教徒であるベルベル人族長(ショーン・コネリー)と、アメリカ人未亡人(キャンディス・バーゲン)とその二人の子供の、奇妙>>続きを読む
【身につまされる映画】
アメリカ映画。
時々記憶喪失に襲われる少年。長じて大学で心理学を専攻するが、ある時自分が過去に体験した事柄を書き記したノートを読むと、その時代に遡行して過去を変えられるこ>>続きを読む
【IT社会の欠陥を描く?】
今年(2024年)のコナンは映画館で鑑賞したのだけれど、前年のこちらは見損ねていた。さいわい、TVで放映してくれたのでタダで見ることができた(笑)。
一見するとITを活>>続きを読む
【四国のひなびた村の様子】
三原光尋監督作品。
ダムの建設で水中に消える村の姿を残しておこうと、村で写真館を長年営業していた男(藤竜也)が役場の依頼を受け、村の家族を一軒ずつ訪ねて写真を撮ってい>>続きを読む
【オムニバス映画では美人女優を使うべし!】
5人の女性作家の手になる原作を、5人の映画監督(こちらは女性とは限らず)がそれぞれ短篇映像化したオムニバス映画。
ワタシの主義として、特にこういう「お>>続きを読む
【女優陣がイマイチ】
京極夏彦の小説を映画化したもの。私は原作は未読だが、昭和27年の日本を舞台に、20カ月ものあいだ妊娠している大病院の娘、そして人が密室内で消えるという謎をめぐって、かなり大時代>>続きを読む
【若松孝二監督のエグさ】
若松孝二を主人公にした映画「止められるか、俺たちを」の続編です。
前回の時代設定は1969年ころでしたが、今回は1980年代。
ビデオが普及してきて、映画館が斜陽と言われた>>続きを読む
【宮沢りえが好演】
村上春樹の短篇小説を市川準が映画化したもの。
孤独に慣れた主人公(イッセー尾形)が、愛する女性(宮沢りえ)とめぐり会って結婚するが、妻はやがて洋服購入中毒症(?)となり、それ>>続きを読む
【下手くそ!】
自衛隊の高性能イージス鑑が、自衛官と朝鮮人とに乗っ取られる。彼らの日本政府への要求とは、そして彼らの究極の意図とは・・・という、なかなか面白そうな話なのではあるが、残念ながら出来がよ>>続きを読む
【作った人間の限界が見える】
綿井健陽監督作品。
アメリカの攻撃によりサダム・フセイン政権が崩壊した頃のイラクを映したドキュメンタリー。米軍の爆弾によって一般イラク市民の子供たちが死んだり腕を失>>続きを読む
【怪盗キッドと服部平次が目立つ展開】
シリーズ第27作。
今回は函館を主舞台として、色々な人物が入り乱れ、また函館の名所もそれなりに楽しめるようにできています。
ただ、謎解きや宝探しについては、やや>>続きを読む
【退屈】
山下敦弘監督作品。
女子高生が文化祭でエレキギターとドラムを使って歌を歌う企画をたて、それを実行に移す話。
全体として展開にメリハリがなく、だらだらと日常を綴るという手法で、面白み>>続きを読む
【俳優がどうかな】
緒方明監督作品。
高校生時代交際していながら、或る事件がきっかけで分かれてしまい、今は50歳になっている中年男女。女(田中裕子)は独身を通して、朝は牛乳配達、昼はスーパーのレ>>続きを読む
【いい線行ってる!】
人気マンガの映画化だそうである。大谷健太郎監督作品。
たまたま上京途中の列車の中で同席したことをきっかけに友だちになったボーカリスト志望の大崎ナナ(中島美嘉)と、好きな男の>>続きを読む
【学芸会か?】
三木聡監督作品。
平凡な主婦(上野樹里)がスパイに雇われる、というコメディなのだが、人により好き嫌いの別れる作品だろう。
私は買わない。日本映画的な安っぽさと安易さが目に付くか>>続きを読む
【原作そのままではないが】
あだち充の有名なマンガの映画化。犬童一心監督作品。
幼い頃から一緒に育った上杉達也と和也の双子(斉藤祥太・慶太)と隣家の浅倉南(長澤まさみ)。南を甲子園に連れていこう>>続きを読む
【プロパガンダ映画だが、プロパガンダ臭くはない】
BS録画にて。
第二次世界大戦中に英国を舞台として作られた戦意高揚映画です。モノクロ。
始まりは大戦勃発直前の1939年夏。
贅沢な帽子を購入して>>続きを読む
【もう少し削っていれば】
アメリカ映画。
2年前の離婚による傷心が癒えない中年男。たまたま結婚することになった親友と一緒にワインを試飲する旅に出るが、親友は結婚直前だというのに女漁りに精を出し、彼>>続きを読む
【障害者ものだけど、作りがたくみ】
韓国映画。試写会に当たったので鑑賞。
知的障害者が長距離走に精進し、ついにフルマラソンで3時間を切るタイムを出すまでを描いている。
私は実を言うとこういう>>続きを読む
【あくまで映画であり、芸術ではない】
リュック・ベッソンの脚本、ルイ・レテリエの監督になる映画。
孤児だったのを借金取り立て屋(ボブ・ホスキンス)に拾われて育てられ、戦闘のみを仕事とする犬のよう>>続きを読む
【一筋縄ではいかない】
クリストファー・ノーラン監督が若い時分のデビュー作。
25年前の作品です。
何しろデビュー作だから、モノクロ・スタンダードサイズだし、主要な登場人物も少ないし、70分という短>>続きを読む
【グラスゴー運河地帯の景観がよい】
英国映画。デヴィッド・マッケンジー監督作品で、2003年のカンヌ映画祭の「或る視点オープニング作品」なのだそうである (それがどうした、ってもんだけれどね)。 >>続きを読む
【テーマは重いが、展開は軽やかな佳作】
アレハンドロ・アメナーバル監督作品。スペイン映画。アカデミー賞外国語映画部門賞、ゴールデングローブ賞外国語映画部門賞などを受賞している。
若い頃に崖から浅>>続きを読む
【小ネタの連続】
ジム・ジャームッシュ監督作品。モノクロ。
タイトル通り、喫茶店などでコーヒーとタバコを媒介にして友人等が語り合う短篇11編を集めている。ジャームッシュ監督の肝いりで、ロベルト・>>続きを読む
【女の友情>男女の絆】
同じタイトルの香港映画のリメイクだそうですが、そちらは私は未見です。
小さいときから姉妹同然に育った女性ふたりの友情の物語。
といっても、男一人を挟んでの愛憎も含まれていま>>続きを読む
【ペ・ヨンジュンの映画初登場作】
(以下は2005年に書いたレビューです。)
1995年製作の韓国映画。ヨン様ことペ・ヨンジュンが日本で脚光を浴びたので、彼が映画に初登場した作品だからという理由で>>続きを読む
【面白くない】
H・G・ウェルズの著名な小説の映画化。スピルバーグ監督作品。トム・クルーズ主演、ダコタ・ファニング共演。
・・・うーん、面白くない。いくらカネをかけて宇宙人による建物破壊だとか恐>>続きを読む
【近未来SF】
マイケル・ベイ監督作品。
近未来SF。汚染された地上を離れ隔離された環境で過ごす人類。彼らの中から数人ずつが、定期的にくじ引きで「アイランド」に行くことが認められる。夢のような暮>>続きを読む
【パトロネージの落とし穴】
著名な女性写真家が、製薬会社に抗議するために仲間たちと一緒に有名なメトロポリタン美術館を訪れる。美術館の中に製薬会社のオーナー一族の名をつけたコーナーがあるので、そこがタ>>続きを読む
【平均的】
1945年のモノクロ映画。
ビング・クロスビーとボブ・ホープが主演の宝探し物です。
うだつの上がらないコメディアンの二人が、ふとしたことからアラスカに宝が秘蔵されている地図を手に入れ>>続きを読む