るい

怪獣島の決戦 ゴジラの息子のるいのレビュー・感想・評価

3.6
決戦は金曜日🤣
やってまいりました
姉さんと巡るゴジラ
前作に引き続き福田純監督の手がけた2作目の作品
ついにゴジラの息子!?が🤣🤣
話は
嵐の中を飛ぶ、気象観測機が誘導電波に似た
謎の妨害電波をキャッチし操縦不能に
その直後海上を進むゴジラに遭遇する
なんとか間一髪電波が消えたことにより
復旧して回避に成功
しかしゴジラが向かう先にはゾルゲル島という無人島しかないのだが‥‥
そんなゾルゲル島では
将来の人口増加に伴う食糧危機に備えて
対抗策として楠見博士が中心となった実験隊が合成放射能ゾンデ(要は特殊な放射能を詰めた計測器用の気球(ラジオゾンデに近いもの))による気象コントロールで農地化にする実験
通称「シャーベット計画」を秘密裏に始めようとしていた
1カ月以上もこんな島で準備をして
隊員たちも限界がきていた頃
ようやく実験が始まろうとしてた
そんな時に
フリーの記者の真城伍郎が
これを嗅ぎつけてアポを取るためやってくるが、断られるも、副隊長の口添えで
隊の雑用兼炊事係として居座ることを許される
そんなで雑用やりつつ独自で島の調査をしていた真城は島民?と思われる女性が1人泳いでいたのを目撃する
その夜その話をすると
ここは無人島だぞ居るわけが無いと
一蹴される
まずは避難させないとと余計なことを言い出すが
なんとかついに実験が始まり最初こそ順調だったが、例の謎の妨害電波によりゾンデがコントロールを失い失敗する
さらに弊害により島が
摂氏70℃という異常高温に見舞われ
夜には熱い嵐となり島を襲った
なんとか数日かけて47℃まで下がり
ようやく過ごせるようにはなり実験も続行されることに
しかし島では
影響を受けた島のオオカマキリが怪獣化していたうえに
さらに謎の巨大な卵まで現れて‥‥

今回はまた新たに怪獣映画に親子愛という
ハートウォーミング要素を取り入れた作品
今作から円谷英二氏が特撮監修という立場に回り
実質特技監督を引退したため
有川貞昌さんが正式に特技監督となった
最初の作品
ちょうどグアム観光ブームが始まった頃なのか、それを意識して
グアム島でのロケも敢行している
意外に今作新規の怪獣が多く登場していて
ゴジラはもちろん
ミニラ、カマキラス×3、クモンガ
と怪獣祭りになってる🤣
自分の中では今作
人間側の登場人物が面白いなって作品だったかな
主人公の久保明さん演じる真城伍郎
高島パパ演じる博士など
その中でも1番面白かったのは
前田美波里さん演じるサエコと
とにかく日本に帰りたいの一心で
島の環境のせいで狂い出す
土屋嘉男さん演じる隊員
もう彼の身勝手な暴れっぷりが最高だった
でもって
ミニラですよね
タイトルに書いてるように
ゴジラの息子とは言われてるものの
ゴジラとの直接的な血縁関係は不明で
正式に言えばゴジラに似た
おそらくは同族怪獣なんですよね🤔
なのに何故か登場人物たちは勝手にゴジラをパパ呼ばわりしてたりとなんかもう息子の体で進んでく
そんなゴジラもまんざらでもないかの如く
ミニラとまるで親子のような関係性を見せる
これが微笑ましい
まさかゴジラでホッコリできる作品があるんです
カマキラスやクモンガはエグいけど🤣
ミニラの鳴き声が独特なんですよね
「パ〜パ〜」って鳴くんですよ🤣
でもって元祖ブサカワ
ちなみにミニラという名前は一般公募から
名付けられていて
東宝撮影所で大々的に命名式まであったそうな
そんな次回もミニラ
またシリーズの順番を一回外れます
るい

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