MURANO

メリーに首ったけのMURANOのレビュー・感想・評価

メリーに首ったけ(1998年製作の映画)
4.9
キャメロン・ディアスのキュートさとファレリー兄弟のおバカさがどちらも全開の最強ラブコメ。ひさびさに観直したけど、大好き!❤︎

キャメロン・ディアス演じるメリーがとにかく輝き過ぎていて、劇中の人々同様に僕も首ったけですよ(笑)

冒頭の学生時代のロングに、現代のショートと、髪型は2種類ともばっちりかわいい。スタイルも抜群。

内面も、知的障害を抱える弟だけでなくすべての弱者を労る優しさに、マット・ディロンみたいチンピラにすら惹かれてしまうピュアさと、隙がない。

それなのに、いい女だと自惚れる様子がまったくないんですよね。

メリーみたいな女性は、たぶんこの世にいない。だから、バカな男(自分も含む)はみんな、彼女に首ったけなのです(^^;

また、何度見ても大爆笑してしまうホームラン級のコメディシーンが、計3回!

ソーセージ&マメ!

ヘアジェル!

ギブスの犬!

この3シーン、本当しょーもないんだけど、インパクトが超ド級過ぎて、笑っちゃダメだと思いつつ笑ってしまいます。

障害者や動物をネタにしている点で、ポリコレを考えると2020年代には完全に製作アウトな感じもする。こういうコメディはもう今後出てこないかもしれないですね。

まぁ、むちゃくちゃ捻くれたアプローチを取っているが、映画が込めたメッセージとしては「嘘は付かず正直に生きよう」。

非常にポジティブなのものであることには、変わらず好感を持っています。
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