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メリーに首ったけのtsuraのレビュー・感想・評価

メリーに首ったけ(1998年製作の映画)
4.3
やっぱりこの作品大好きだわ😍

なんといってもメリー。

君に夢中さ。

彼女を演じるキャメロンディアスは最高にかわいい。

俺も本作をきっかけに首ったけになってしまったくらい。

テッドの片想いは下手すりゃ大火傷物だけど、世の男性は意外と多いかもしれないこのタイプ。
(初恋の焦がれるという意味で)

いくつになってもあの甘酸っぱさは去来するもの。

そんな私のカミングアウトがここで必要かの是非については兎も角、彼と同じくらい自分の片想いは長かった。
小学5年生の頃から高校時代までずっとひとりの女性の事が大好きだった。
結局、その恋は実らず叶わぬ恋に終わったが、それでもその人を好きになれて良かったと思っている。
テッドの様に諦めきれず…とはならなかったけど、あの純粋な愛する想いは痛いほど身に沁みる。そして本作はどれだけドタバタで下品で笑えてもそれを想起させてくれる私にはすごく大事な作品のひとつである。


テッドは高校最後、学校一の美女メリーとプロムに行けるはずがトイレでのソーセージ&マメ事件で一変、疎遠となってしまう。

そんな彼はその時の恋を諦めきれず、知り合いのツテを使ってメリーを探しだし、大人になっても変わらない想いのまま、あの頃の恋目掛けて、走り出す…といえばピュアなラブストーリーなんだが、まあ下ネタ満載で"下品"でデコレーションされてます笑

だけど…全然くどくないし、嫌らしくも、お下劣に振り切ってるわけじゃない。
いや寧ろその殆どが説得力ある親身な感じが共感を得やすいというか。(これがなぜ共感を得れるのかはまた謎なんだが)

危険でタブーで、ネタにするには際どいものもあるし、もちろんその他にも笑うツボいっぱいに仕掛けられてるけど…ストーリーが破綻してないから話が佳境に突入した頃には切なくて仕方ない。

この兄弟は下品なネタ書かせたら無茶苦茶なんだけど…今作は特によく練っていると思う。


なんかチープな感想に終始してしまったけど…言いたいことはつまりこの映画は最高に愛すべきラブコメてこと。

マグダと愛犬の掛け合いが最高てこと!

テッドの恋物語が最高に素敵てこと。

でもやっぱりキャメロンディアスが最高てこと!

ということでピーター・ファレリーの新作「green book」がいまから楽しみ。
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