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シリアル・ママのRのレビュー・感想・評価

シリアル・ママ(1994年製作の映画)
3.9
自宅テレビで友人一人と鑑賞。

アメリカ、ボルチモアに住むベヴァリー・サトフィン(キャスリン・ターナー「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」)は歯科医の夫と二人の子どもの良き母親。しかし、その実態は自分と家族に仇なす相手を些細な理由であっても殺す
シリアル(連続殺人)・ママだったのだ!


前々から気になっていて、今回ついに鑑賞。

いやー、ブラックもブラック、どブラックだった笑

けど、面白い!!

シリアル・ママの爆発力たるや!

主演のキャスリン・ターナーは「ロマンシング・ストーン」を見てたんだけど、熟年の美女といった感じで、上品な雰囲気を漂わせてるんだけど、やることはただのシリアルキラー笑!

あと、個人的に前の職場の主任に似てて、妙に親近感笑

しかも、こういった殺人者の映画としては徹底的に「隠」の部分を排除して「陽」の部分だけで構成されてるから、観ていて、あんめストレスを感じない。

殺人の理由も白い靴を秋に履いてたからとか、鶏肉食べてたとか、えっ!そんなんで?っていう理由で簡単に殺す。それこそ、買い物ついでにといったお手軽な感じで。

もう、つい人ってこんなに消耗的なんかと感じずにはいられなかった…。

ただ、シリアル・ママのすごいとこは悪びれないとこなもんで、証拠もバンバン残すし、序盤で気づかれて警察に貼られても、御構い無し。終盤なんかパトカーの大名行列引き連れてもピンピン。

その後、逮捕されても自分で弁護しちゃったりとまさに堂々としている。

これ、実話らしいんだけど、どこまで本当かわからんが、本当にこんな人いたと思うと恐ろしいなぁ。

シリアル・ママ以外の家族もどっかイっちゃてる人ばっかで面白い所も見所。

トイレにバーベキューの串持ってオカマのような驚き方をするマッチョも爆笑した笑

あと、これだけは言いたい、全速力で包丁持って、走るシリアル・ママ!!最高!!
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