このもかのも

シリアル・ママのこのもかのものレビュー・感想・評価

シリアル・ママ(1994年製作の映画)
3.8
「ふむ、シリアル・ママは更年期障害のために突然本性を現したのかのぅ?」ってくらい唐突に始まる鉄拳制裁の嵐。キャスリーン・ターナーのコメディエンヌっぷりに天晴れ。
あんな偽装工作もせず衝動的に殺ってたら直ぐ捕まりそうなものを、その他の登場人物達も頭のネジが数本飛んでいるために、あまりにも分かりやすい殺人劇が繰り広げられてゆく。パトカーぞろぞろに笑ったが、撮影後のシンプソン事件でも同じ事が起きたとの話で吃驚。
警察・検察の無能さと熱狂に流されゆく大衆に対する皮肉、やはりブラック・コメディは面白い。
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