うりた

シリアル・ママのうりたのレビュー・感想・評価

シリアル・ママ(1994年製作の映画)
3.3
常にイカれてる訳じゃなく色々と計算した上で愛想振りまくべき相手には善人として根回しし、かと思えば突然シリアルキラーに豹変するのがなんともサイコみを醸し出してて恐ろしかった。
自己弁護も上手いところがまた…。

キャスリーン・ターナーの良いママとヤバイママの表情の切り替えはもはや一芸で、殺しモードに入った時のママの形相で笑う。
特に包丁持って追いかけてくるシーンはスクショ撮りたいレベルに良いwww

ただコメディとはいえストーリーにもう一捻り欲しかった。
ずーっと予想通りに事が進んでしまってあんまり意外性がなく。

家族がシリアル・ママグッズ売って儲けたり、世間が英雄視して囃し立てるのはなんともアメリカらしいというか。勿論皮肉だけども。

エンドロールへの入り方が結構好き。
うりた

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