Garararara

私の中のあなたのGararararaのネタバレレビュー・内容・結末

私の中のあなた(2009年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ジョディ・ピコー/わたしのなかのあなた My Sister's Keeper(ハヤカワ)

ケイトのために、サラ(キャメロン・ディアス)がバリカンで坊主になる。
人工授精で生まれたアナ(妹)がケイト(姉)のために臍帯血やリンパ・血液・色々提供。そのために生まれてきた(ドナー用に)。
アナ(11歳)がキャンベル(弁護士)に自分の体を守る(親から強制で姉への提供を止める)ための裁判への弁護を依頼。
キャンベル:勝率91%(アナは90%と)。

なぜ?と思ったけど、後半でその理由が分かる。
実は、ケイトの「死なせて欲しい」との願い。母(サラ)に現実を受け入れて欲しいケイトの願い。

ジェシー(二人の兄):失語症。

ケイト「ビーチに行きたい」
Dr「一日退院。一日だけだ。保険会社にバレたら面倒だから通用口から」
ブライアン「(サラに)一緒に行かないなら離婚だ」
サラ「行ったら死んちゃう」
ブライアン「じゃあ離婚だ」とサラを振り切り、ビーチへ。
後でサラが一人でビーチに来て合流。ブライアントキスをするのをケイトが見て喜ぶ。

恋人テイラーの死(パーティを抜け出しセックス後に会いに来なくなっていた)。

「あなたに助けてほしいの。 私を自由にして」
「パパとママに殺されるの」
「ママは私を切り刻んで、細胞が2つになっても電気ショックを与えるわ」
「迷ったり怖くなったときはモンタナへ。あそこで待ってる」(家族でいったビーチ)。

その夜ケイトは亡くなった。軌跡が起きてたと言いたいけれど何も怒らず、息を引き取った。
その夜ケイトはただいなくなって青空になった、私達を残して。
なぜケイトは死に、私たちは残ったのか。その答えはない。
死は死、誰にも理解できないものなのだ。

20220809
Garararara

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