わたしがレビューにおいてどれ程言葉を尽くしてもこの映画の良さは伝えられないと思った。
あらすじを事細かに書いても、ミスリードしそうなので割愛。
キャラクタが多いながらもそれぞれの表情がきちんと描かれていて好印象。
そしてそれぞれの言い分というか、立場に共感できるので、それだけ彼らが衝突し、摩擦を起こす様子に気持ちを揺さぶられた。
気付いたら結構泣かされていた。
死のテーマが絡むから泣かされているのか?病気ものだから感動するのか?と、いろいろ思ったけどたぶんそういうことが言いたい映画ではない気がする。
人間死ぬことはわかってても死に方までは大抵選べない。死に方なんてわからないことの方が多い。
そういう答えのでないことに必死で向き合おうとする姿に感動するんだと思う。