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ライフ・オブ・デビッド・ゲイルのVolvicinemaのレビュー・感想・評価

4.3
死刑廃止論者で元大学教授のデビットゲイル。
彼は元同僚でもあり、同じ死刑廃止を訴える派閥のメンバーである女性コンスタンスへのレイプ、殺害の罪を問われ死刑宣告を受ける。
彼は自分の無実を訴えるため、ジャーナリストであるピッツィーを呼び寄せる。
彼の話を聞いているうちに、彼女は次第に彼が無実ではないかと感じ始めるが......。
こういった内容はすごく勉強になる。
ピィツィーの推理と自分の推理が並行して進んでいって右往左往にねじ曲がっていくのが魅力。
結末は悲しみというか、怒りというか、自分の中にいたたまれさなが残りますね。
凄く面白いです。