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ライフ・オブ・デビッド・ゲイルのsatoのレビュー・感想・評価

3.9
事件の真相が浮き彫りになるサスペンス要素と、冤罪や死刑制度にフォーカスした社会派の要素が上手く構成された作品だった。ビッツィーの体を張った記者魂が凄まじい。
死刑執行までの限られた時間の中で、新事実が次々と明らかにされる所が緊迫感が醸し出されてた気がする。それに加えて、謎のビデオテープみたいな新展開も出てくるから、全く油断できない所も流石だった。
何よりも軽率な行動からどんどん凋落していくデビットの行く末が恐ろしかった。ひょんなことで築き上げてきた物が台無しになることが実感できる姿だったと思う。
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