あい

ライフ・オブ・デビッド・ゲイルのあいのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで全然飽きる事なく観ることができた。
個人的には、めちゃくちゃ面白かった。
但しラストがラストだけに問題作であることは否定できないかなと思う。

死刑について考えさせられる社会派ミステリー。
この映画によると死刑囚にあてがわれる弁護士も三流弁護士だったり刑が確定するまでの調査が不十分なせいで、このような悲劇が起こってしまうのでは?
ちゃんとした有能な弁護士を雇う機会を与えられるべきだし死刑を処すのに慎重になるのが先決のような気がするし、それで死刑廃止を論じるとは強引すぎるような気もする。
作中で死刑を廃止した州の方が殺人の件数が減少していると言っていたような気がするが、どういう理屈なのか、ちょっと眉唾もののような…

成功した大人が1つミスしただけで転落人生を歩んでいく様や手のひらがえしが本当に怖い。
良い人なのに、とことん周りの人に利用される人生に疲れてしまったから彼は抵抗する事がなかったのかもしれない。
あい

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