しゅんすけ

ライフ・オブ・デビッド・ゲイルのしゅんすけのレビュー・感想・評価

4.1

死刑制度は日本でも議論されているが、これに関しては永遠の課題だろうと思った。アメリカは性悪説で日本は性善説の傾向が強いなんていう話もあるが、結局殺人したことに関しては綺麗事になり、その次元の話では無くなるのかなぁと。ただ思ったのは、アメリカには累積制度が取られていたり、裁判では懲罰的損害賠償請求がある様に、個々に対してしっかり検討する制度があり、もっともっと慎重に審議していく必要性を感じた。

少なからず、死刑制度は一度行ったら後悔しても遅い。そして、ある一瞬の感情に流されることで後悔するのは、死刑に関わらずやはり我々の実生活にも表れている。ケンカ、金銭トラブルなどその一瞬の感情に流されることは多くある。その中でいかに客観的な視点を持つことができるか、いかに理性を保つことができるか、この映画から学ぶことができた。後悔してからでは原状回復することはとても難しい。
しゅんすけ

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