ヤシの木

書を捨てよ町へ出ようのヤシの木のレビュー・感想・評価

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)
4.0
2〜3年に1度ぐらいの感覚で何故か無性に見たくなる不思議映画。
初めて見たときは衝撃を受けた。
アングラで独特の世界観な上に、イメージの断片映像が、70年代の前衛的な感じのギターの音とともに、耳にこびりついてくる歌詞だったり、そして何故かミドリ色の映像だったりしてカオスな感じ。
前衛的に攻めてる感じなのに何故か2時間見てしまう、魅了する力をもっている凄さがあります。70年代の映画なのに古臭さを感じさせず未だに新鮮さを知覚させる映画で凄いと思います。

個人的には、井戸の給水で上下に運動する女性にあわせて映像が瞬きのように点滅するシーンが動画として面白いと思った。
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