書を捨てよ町へ出ようの作品情報・感想・評価・動画配信

『書を捨てよ町へ出よう』に投稿された感想・評価

あ
4.2
このレビューはネタバレを含みます

映画の開始冒頭から現実に引き戻そうとしているね。スクリーンの中はいつも空っぽなのはその通りだと思います。

途中で浅川マキが出てきたの驚いた。主人公に手相見てあげるとか言いながら100円奪ってどこか…

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「町は開かれた書物である。書くべき余白は無限にある」

SNSで好きな人だけをフォローしていると、どうしてもタイムラインが似たような境遇や思考に偏ってしまう。そのうちに、それが世の中の大多数の声に見…

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風俗のカーテンを開けた瞬間に広がる田園風景、その一瞬の対比の妙だけは面白味があった。
似たような下品なイメージがしつこく反復され、シーン内でも画面変化が乏しいので、メタ映画というよりも静止画にナレー…

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リナ
4.0
実験/前衛的で断片が組み合わされてて、内容を理解できるように見るというよりかは、その画をその瞬間を目撃して感じる映画という前提でかっくぃいいい
immi
4.8

スクリーンの中はいつでも空っぽ
何かに待ちくたびれてる
タバコ、マッチ、グリコでアルバイト、誰も俺の名前なんて知らない

カクっと回転する空、ボクシングリング、復讐、くたばっちまえ、家畜小屋
万引き…

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12
-

物語性が薄く、断片的なイメージのパッチワークとしか受け取れない。性描写も嫌悪感が湧く。そもそもの前提として、俺が持つ映画に対してのNG項目みたいなのがあって、その部分に触れられてくる演出があった。

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ぴら
-

私の人生で前衛映画や、サブカルに衝撃を受ける時期は終わって、寺山修司は一息もつかずにずっと寺山修司で、「あーはいはい、分かった分かった」なんやけども、こういう表現を知らないままだったらひとつ面白みを…

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Ryo
4.0
最初と最後の直接こっちに語りかけてくるシーンがむしろ本編だと思った
Aoyoao
4.8

寺山修司、劇場長編映画デビュー作。

鬱屈した葛藤、怒りの乱れ撃ち。
カメラに向かって「飛ぶんだ!」「バカヤロー!」と
主人公が荒々しく叫んでくる。

燃える星条旗、うさぎ鍋、姥売り、

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4.0

寺山修司による前衛映画。

街頭でのゲリラ撮影、緑やピンクに染められた独特の映像、連続性のないエピソードと、その合間毎に挿入される歌。
なんとも捉えどころのないコラージュだ。

美輪明宏や浅川マキ、…

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