書を捨てよ町へ出ようの作品情報・感想・評価・動画配信

「書を捨てよ町へ出よう」に投稿された感想・評価

vou

vouの感想・評価

-
映画を観るというよりは映像を体験するという印象なので感覚的には演劇に近いと思う。おめでとう、ありがとう。ではなく。さようなら、ありがとう。

これを観ると旧版というかTV版最終回あたりのエヴァンゲリオンてまんま寺山修司だったんだなってことがわかる。
刺激的なシーンや「よくコレを撮ろうと思ったなぁ」というカットはあるにしても、青森訛り、ワザと聞き取れなくしているセリフ含めて退屈になるし、青さ剥き出しの大学一年生が東京に吐き出す苛立ち?さえも分からない「性」という難題と書物がどう関わって祖国や海外を求めるのかの思考も映画からは伝わってこないし、映画を通じて何を言いたかったのかは全くもって分からず。まあ分からなくていいのかも。
次作である「田園に死す」と内容はだいぶ被ってはいるものの、構成力というか、ストーリーとして繋がりを感じるだけ向こうのほうがマシ。
音楽はメチャクチャかっこいい。
あと最後目がチカチカした。
寺山ワールド乱華。スタッフ、キャストに70年代ならではの映画人、音楽家、文化人の多士済々を揃えるあたりに演出家というより鼻の効いた寺山のプロデューサー感覚が冴える。主役級に管貫太郎、田中筆子、八千草薫、原泉等すばらし過ぎ。
CO23

CO23の感想・評価

2.5
何か見てはいけないものを覗いてしまったような不思議な感覚。
狂気のエネルギーを受け止めきれなかった、、、
備忘録
以前、吉祥寺のジャブ50で寺山生誕祭で観た。バウスシアターだったかな?忘れてしまう位に時が過ぎた。
自分が二十歳前に実家を出て先ず阿佐ヶ谷にアパートを借りたのは、寺山が阿佐ヶ谷北病院で逝ったからでもあった。
丽遥

丽遥の感想・評価

4.5
アングラと寺山修司は切り離して考えるべきだ、、
主人公が役と役者のふたつをやっているのがすごい。加えて、その主人公がこちらに訴えかけ、映画は嫌いだと言うところ。鑑賞者も作品のなかにおり、かつ作品と同時に時が進んでいる。鑑賞者の個別性を重視しているとするならば、本作は複製芸術でありながら一回性も有していると言えるのではないか。
走ったりサッカーをしたりする登場人物の目線と重なるかのように荒れるカメラはドキュメンタリーよりも作品が鑑賞者に近いと思わせる。主人公は役であり、鑑賞者である。鑑賞者は鑑賞者であり、役である。
性的な関心、家庭(共同体)、生死は密接に関わっており、その関係性が生の躍動とともに描かれていた。
ひ

ひの感想・評価

4.7
ついにみた。

言わなきゃいけないことが沢山湧いてくる気がするけど、
言葉にしたらあの暗闇のなかにしかない時間が、すべて無意味なものになってしまいそうで、
それが怖くて、何も考えないでいたい

それでもひとつ、素人の戯言だけども、
寺山修司のいない日本映画にこれ以上、できることなんてあるのかな
やっぱり寺山修司は半端ない異質さ!熱量の塊!

他の日本映画では味わうことのできないアヴァンギャルド、アングラ、サイケさ。

舞台演劇の醍醐味、映像の色彩感覚、前衛的感覚の力強さ。

今後いつの時代何度鑑賞しても血が滾ることだろう!
アンチ米国主義としてのピース空箱への放尿シーン!寺山が「入門」って掲げる類のものが今まで入門だった試し無いよね
LODGE

LODGEの感想・評価

4.0
物凄いものを観せつけられた。

と言うよりは、これは今、自分は一体何を観ているんだろうと言う気持ちのほうが正直デカかった。分からない。まっっったく分からない。理解が出来ない。理解しようとしなくても良いのか?
セリフとBGMの音量がおかしくほぼ何言っているかも分からない。気が狂いそう。

「田園に死す」よりも現代的な感じがしてまだ観やすい、、、のか?
「田園に死す」よりもサイケデリックみは柔らかい気がします。いや感覚が麻痺ってるのかも。

いきなり映画を観ている観客に対するメタ発言がヤバい。イカれている。
寺山の主宰する演劇集団「天井桟敷」が公演したドキュメンタリー・ミュージカル作品の実験的映画。
典型的なダメ家庭に育ち、いつも家出を考えている屈折した「私」を中心にした世界が、現実・過去・幻想のイメージや新宿の雑踏でゲリラ的に撮った映像のコラージュの積み重ねによって自由奔放に描写される。

支離滅裂で、あんまり崇める様な事は書いていませんが、、、笑
圧倒的に音楽がカッコ良すぎる!!サイケデリックな音楽が最高です。Vanilla Fudgeをより濃く煮出したみたいな。。。

星条旗を燃やし、ピースに立ちしょんべん。路上に書かれた「青少年のための麻薬入門」の前でヒッピーが大麻?を吸うシーン。とても攻撃的な描写ですが、冷静に考えて狂っている。しかし、今観れないからこそこう言う「怖いもの観たさ」を体験出来るのでそれも映画の良さではあると思う。と同時に「自分はこうはなりますまい」とも思う。

他のATGのラストにも真っ白な画面で終わるってのがあったけどこれもラストに真っ白の画面が出てきた。ATGはこの演出が好きなのか?

ラストのエンドロールで人名を流すのでは無くその本人達の顔が流れていくのが斬新。

後半の先輩?の部屋にキングクリムゾンのジャケが飾られていたのはテンションが上がった。

アングラ!サイケデリック!ドラッグ!セックス!ロックンロール!みたいな映画。

映画みたく、エンドロールも長くなったし、書きたい事を自由に書いたらこんな支離滅裂な文章になってしまった。
>|

あなたにおすすめの記事