映画の開始冒頭から現実に引き戻そうとしているね。スクリーンの中はいつも空っぽなのはその通りだと思います。
途中で浅川マキが出てきたの驚いた。主人公に手相見てあげるとか言いながら100円奪ってどこか…
「町は開かれた書物である。書くべき余白は無限にある」
SNSで好きな人だけをフォローしていると、どうしてもタイムラインが似たような境遇や思考に偏ってしまう。そのうちに、それが世の中の大多数の声に見…
風俗のカーテンを開けた瞬間に広がる田園風景、その一瞬の対比の妙だけは面白味があった。
似たような下品なイメージがしつこく反復され、シーン内でも画面変化が乏しいので、メタ映画というよりも静止画にナレー…
スクリーンの中はいつでも空っぽ
何かに待ちくたびれてる
タバコ、マッチ、グリコでアルバイト、誰も俺の名前なんて知らない
カクっと回転する空、ボクシングリング、復讐、くたばっちまえ、家畜小屋
万引き…
物語性が薄く、断片的なイメージのパッチワークとしか受け取れない。性描写も嫌悪感が湧く。そもそもの前提として、俺が持つ映画に対してのNG項目みたいなのがあって、その部分に触れられてくる演出があった。
…
私の人生で前衛映画や、サブカルに衝撃を受ける時期は終わって、寺山修司は一息もつかずにずっと寺山修司で、「あーはいはい、分かった分かった」なんやけども、こういう表現を知らないままだったらひとつ面白みを…
>>続きを読む寺山修司、劇場長編映画デビュー作。
鬱屈した葛藤、怒りの乱れ撃ち。
カメラに向かって「飛ぶんだ!」「バカヤロー!」と
主人公が荒々しく叫んでくる。
燃える星条旗、うさぎ鍋、姥売り、
…
寺山修司による前衛映画。
街頭でのゲリラ撮影、緑やピンクに染められた独特の映像、連続性のないエピソードと、その合間毎に挿入される歌。
なんとも捉えどころのないコラージュだ。
美輪明宏や浅川マキ、…