キモサベ

大地のうたのキモサベのレビュー・感想・評価

大地のうた(1955年製作の映画)
4.0
ワゴンセールから発掘
今でこそ簡単に観ることができるインド映画・・・その多くは、娯楽としての華やかさが感じれます
しかし本作には、その対極?にある、もう一つのインドを見た気がしました

幼い姉弟を通して描かれる村の日常
でも、この二人以外の興味深い”取り巻き“にもひかれるものがあります
居所定まらない父親
字幕では”おばさん“と呼ばれる居候の老女
いつもピリピリ、気の張った母親
そしてたくましく生きる子供たち
・・・でも真の主人公は、やはり”貧しさ“なんでしょうかねぇ

”大地“・・・それは人々の営みであり、自然であり、社会であり、家族なのですね
キモサベ

キモサベ