A000

銀座化粧のA000のレビュー・感想・評価

銀座化粧(1951年製作の映画)
4.0
冒頭、はる坊が銀座を駆け抜けるシーンから良い映画の予感。はる坊が出てくるシーンが一々良かった。たたたっと町を自由に駆け抜けていく様は清々しい。
夜の街に生きる女性達の逞しくカラッとした生き様にもグッときた。田中絹代が銀座を銀河に例えて大きく輝く星の背景には小さく輝く星がたくさんあると言うシーンが良かった。バーに集う人々、流しのミュージシャン、戦災孤児?の花売りやせんべい売りの子供たちも印象的。
はる坊の元気な歌での終幕も最高。
A000

A000