51年新東宝。片岡義男のエッセイを読んでいたら、今はなき銀座シネパトスで大滝詠一と本作を見た話があり、大滝が何度も見たと言っていたので見てみた。大滝は「秋立ちぬ」のロケ地を丹念に調べ上げたことで知ら…
>>続きを読む別にこれっていう出来事があるわけじゃない。日々の機微と人々の交差を見てるだけなんだけど、昔の映画はセリフとか見せ方が上手いなと思う、退屈に感じさせない。
主人公の人生を本当に見ているような、覗いてる…
成瀬巳喜男監督の映画は、たびたび詩というものが絶妙な場面で登場する。
この作品でも、中盤、“我は北斗の星ならど… ” という漢詩からの引用がある。
そこから、銀座がケバケバしく騒々しいと揶揄する…
ダグラス・サーク『天の許し給うものすべて』の4年前にこんな女性映画の傑作が日本にあったとは……。田中絹代演じる女寡の主人公、雪子がいかに家父長制的な社会規範の中で閉じ込められ、主体性を剥奪されている…
>>続きを読む銀座のバーでホステスとして働く子持ちの女性と、その周辺を取り巻く人々の人間模様を描く。
埋め立てられる前の築地川や木造家屋など、現在では失われてしまった昭和二十六年当時の銀座の街並みを拝むことがで…