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名探偵アジャパー氏のKEIのレビュー・感想・評価

名探偵アジャパー氏(1953年製作の映画)
3.0
名探偵ポアロの作品を見た日に、名探偵アジャパー氏を。
バンジュンの一人二役、良い方のバンジュンは探偵で事務所がほぼからくり屋敷、悪い方のバンジュンがイケメン。ライバルの探偵は清川虹子(当時バンジュンの奥さん)&横山エンタツ。ほか、バンジュンのワトソンに益田喜頓、狙われるのは柳家金語楼、ある意味混乱の元凶ともいえる整形外科医は古川ロッパ。作品のトーンがノワールものと喜劇映画の中途半端なバランスで、ちょっと中だるみあり。古着屋の番頭のトニー谷はまんまトニー谷。
バンジュンが歌い、謎のバレエを披露。界谷バレエ団のほか、与田輝夫とシックス・レモンズ在籍時の若きフランキー堺も一曲歌い、見事なドラム演奏も披露している。からのミニチュア合成も可愛い、バンジュンとバンジュンのカーチェイスは楽しかった。
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