トマト

夏物語のトマトのレビュー・感想・評価

夏物語(1996年製作の映画)
4.2
初めての会話が始まるまでの、過剰にも作為的なカット割りが面白い。
もうおじいちゃんの年齢でこの若々しいフランスの若者を描けるロメールも面白い。
そしてクレープ屋でマルゴとガスパールの出会い、最初の会話が始まるとき、店内BGMがファンファーレのように鳴り(会話自体はそっけないが)、ガスパールが一夏のバカンスで実現させようとする音楽の制作と完全体としてそれはマッチしており、二人の特別な関係を暗示する
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