いやんばかんあはん

愛の街角2丁目3番地のいやんばかんあはんのレビュー・感想・評価

愛の街角2丁目3番地(1986年製作の映画)
4.0
漫画家、映画監督、写真作家などを経て鬼畜系AV監督にたどり着いた平野勝之が園子温を良きライバルとしぴあフィルムフェスティバルで8ミリ映画を撮りまくってた時代に遺した、脅威の長編。

大友克洋の短編漫画の中で駄作と睨んだ本作の実写映画化権を、これなら俺の方が面白く出来るわと本人に電話して許可を得てキチガイなゲリラ撮影を横行して完成。

オカマ役の園子温がとにかく暴れまくる。そして池に飛び込んだ際に足を怪我して発熱、破傷風だと怖がりながら病院に向かい撮影できない身に。とりあえず本編で園子温は死んだことにして撮影続行、途中で撮影に復帰した園子温は幽霊として暴れまくる。

大島渚が絶賛したパワフルムービー。