Giro氏

ナイル殺人事件のGiro氏のレビュー・感想・評価

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)
2.6

ポワロ版 “ 岩井 志麻子 ” 爆誕

『 スフィンクスに降る雪 』
冷気現象から始まる 強烈な愛の物語!
純真な うら若き英国の乙女が
異教の男の野蛮な心を溶かす(過激な性描写有)
図書館から発禁を食らう “ すけべな おばさん ” こと
小説家 サロメ・オッターブルンが良好でした!

「色情狂の雌ヒヒ」と罵った事を訴えられ
羊の像に対し「貪欲で好色な男根崇拝の象徴!」
など何かに付けて “ 性 ” を絡めてくる言動
アダムスファミリーを彷彿させる情熱的なダンス
ラストはまさかのヘッショで幕を閉じるとは・・・

あと何気に影ながらジャッキーも応援してました。
チャッ・・・いっ!いやっ!ジャッキー 頑張れっ!!
そこだ!ジャッキー!!ジャッキー劇場開演。
まぁ、名前をただ言いたいだけかもしれないが・・・

1つ疑問なのは “ ポワロ ” は前作と同一人物では
ないのですね・・・残念。結構「オリエント」の
ギトギトポワロの方がキャラとして良かったので
今回のポワロが物足りなく感じてしまう。

最後に《 アルマジロの尿療法 》で廃人になった話を
もっと詳しく聞きたかった・・・
Giro氏

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