タイトル「シリアナ」とは、イラン、イラク、シリアなど中東で、新たな石油が産出した際に一纏めにした仮想国を、ワシントンD.C.が付けた名前。要するに仮に新たな石油が産出されたらアメリカが掻っ攫える国をまとめてるって事。「シリアナで石油出たぞ〜いただき！」って感じで使う。
まぁ、置いといて、その仮想国シリアナでの石油利権を巡る映画です。
掻っ攫おうと動くアメリカの裏側も見せ、シリアナ国内の自国を思い改革派の兄王子と、そそのかされアメリカと協力する親米派の弟王子の対立とその裏側も見せる。さらに絡んでくるのは職を失った外国人労働者の若者のストーリー。と、ぶ厚くお堅い話です。ラストは冒頭の伏線回収もでき、私は満足でした。
まぁ多くは語るまい（笑）
