Tatsu

ダイヤルMを廻せ!のTatsuのレビュー・感想・評価

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)
-
ヒッチコック作品の中では、マイケル・ダグラス主演でリメイクされたってことと、タイトルが有名でキャッチーってこと以外で、あまり人気のない作品な印象だけど、自分これヒッチコックの作品の中で指折りにすごい作品だと思ってる。冒頭から、まさにショットで人物相関図を語るモンタージュ。そして冒頭で女優に「赤」を着せるセンス、切り返しのカメラ位置が変わる瞬間、「ドアが開くか」というクライマックスなど。長くあるセリフは設定を説明するものでしかなく、サスペンスを盛り上げるのは常に演出。
Tatsu

Tatsu