ダイヤルMを廻せ!の作品情報・感想・評価・動画配信

「ダイヤルMを廻せ!」に投稿された感想・評価

notebook

notebookの感想・評価

3.7
妻マーゴの浮気を知ったトニーは、彼女を殺して資産を得ようと考える。旧友の悪党スワンを金で釣り、妻殺しを実行させるトニーだったが、スワンはマーゴの反撃で逆に殺されてしまった!思わぬ展開にトニーは、実はマーゴが不倫をネタに脅迫されており、それでスワンを殺したというシナリオに変更する事にするのだが…。

舞台はほぼマンションの1室だけ。舞台劇を脚色したヒッチコック監督のミステリー。
本格的な推理小説を読んでいるようなトリックと伏線回収がよく練られたストーリーだ。

しかし、主人公は実質、完全犯罪を計画する夫のトニーである。
有名なテニス・プレーヤーで家を空けがちなことから、寂しさのあまり妻に浮気されるとは、よくよく考えると哀れな男だ。
嫉妬に狂って殺そうと思う前に、妻と話し合えば良いのに…。

殺害は失敗するものの、夫はすぐさま新たなシナリオを練って妻を死罪に追い込もうとする。
ところがほんの僅かな綻びから完全犯罪が崩されてしまう…というのは往年のTVドラマ「刑事コロンボ」に通じる。

こういった倒叙法の形式では、初めに犯人を主にした描写があり、犯行過程がわかった上で物語が展開される。
その上で、いわゆる探偵役がどのようにして犯行を見抜くのか、どのようにして犯人を追い詰めるのかが物語の見どころとなる。

コロンボやポアロ、金田一耕助のように独特のキャラクターを持つ探偵だと、謎ときの面白味が増す。本作ではこの役が極めて紳士然としたハバード警部なので少々面白味に欠ける。
一度はトニーの策に乗り、妻マーゴが故意にスワンを殺した可能性を疑いつつ、殺されたスワンがどうやってマンションに入ったか、鍵をトニーが交換したトリックに気づいたのはかなりのキレ者の刑事である証拠なのだが。

最後は、不倫していた妻(とその相手)が救われる結末を迎えるのも釈然とはしない。
本作の主人公は浮気されたトニーなのだが、ヒッチコック監督なら、きっとこう言うだろう。
「美しい女性に寂しい思いをさせる方が、殺人の罪よりも重い」と…。
山前暁

山前暁の感想・評価

2.5
🟥


Ian Fleming その後

大嫌い オマエたち ハレルヤ 死んじゃえ

どこだよ ここ どこだ ロンドン

ブルーズは 鳴らないよ オレも オマエも

なんなんだよ この企画 下らん 下らん

観客を巻き込んだって 仕方が ない ない

騙せ 騙せ 騙せ 騙せ

そんな 舞台裏

男の気持ちわるさ 女に最大の悲劇

赤いドレス 灰色のドレス

🟦
牛丼狂

牛丼狂の感想・評価

3.0
浮気した妻を殺害すべく頭の切れる主人公が遂行していくが、これでもかというほどうまくいかない。どうにか誤魔化して成功かと思いきや、最終的にはもっと頭の切れる警部に反逆される。
殺害をする動機が物足りないないが、サスペンスならではのタネあかしやどんでん返しは面白い。純粋なるエンタメを撮っても上質さを兼ねそなえているのがよい。
datenao

datenaoの感想・評価

3.0
昔の作品なのに全く飽きずに観れる事にまず感動。
だがしかし、マイケル・ダグラスのダイヤルMを先に観ているだけにちょっと微妙な感じでした😆
うえの

うえのの感想・評価

3.8
元テニス選手のトニーウェンディスは妻マーゴと友人で推理小説家のマークハリデイが浮気関係にあると勘付いていた。
トニーはマーゴと別れることよりもマーゴを殺害し彼女の資産を得る計画を考えつき、大学の同窓生スワンを脅し、彼にマーゴの殺害を依頼した。
完璧な殺害計画に生じた綻びと予想だにしない方向に展開していく不可解な殺害事件を理論的に読み明かしていくヒッチコックが贈る本格的な倒叙ミステリー作品。

サイコパスや謎の組織など怪しいおかしい人物が出てくることが多いヒッチコック作品の中でも王道的な論述的ミステリーであり、ある意味異色の作品となっている。

些細な矛盾から発覚した、事件発生時に起きていた誰も知らなかった小さな事実が明かされ、決定的な証拠になってしまうという展開が非常に面白く、さすがサスペンス映画の神様と称されるヒッチコックと深くうなづいてしまう内容であった。

それを読み解いていくのが切れ者のハバード警部だが、その手際が実にいやらしく用意周到なもので当初のマーゴ犯人説を全否定することなく、しっかりと可能性に入れた上での捜査方法であり、非常に敵に回したくない人物として描かれている。
全ての可能性を考慮して、いよいよ真犯人と睨んだトニーをハメる当日の作戦でハバード警部の思うようにトニーが動き、ラストの帰宅シーンに繋がるツボに入ったように気持ちいいラストとなった反面、ハバード警部の鋭さが怖すぎることを表していた笑。

シンプルだが複雑な展開で頭痛くなるかもしれないが、現代でも通用する素晴らしいミステリー作品。
やはりヒッチコックは偉大だな。。
ねむい

ねむいの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

夫が巧妙だから完全犯罪成し遂げちゃいそうだったけど、そこから二転三転する展開が面白かった!王道サスペンスって感じ
ふふい

ふふいの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます



二転三転する展開、あ〜サスペンス観てる!!!って気持ちに浸れます😊

最初の作戦、どうして男を雇ったのかなどがずーーっと言葉で説明されるのがあまり美しくないけど、古い映画だしそれも味だと思って!(かなり眠くなったが)



「現実は小説のように上手くことが運ばないからさ」
まさしく。様々なイレギュラーを知恵と口先でなんとか対処し妻を死刑まで持っていく男…恐るべし!
そして最後の捻りがすごく良かったです。鍵を必ず戻すように。なるほど、部屋に入る前に戻していたのか!!こういう驚きがサスペンス観る醍醐味だなと思うので、途中会話が眠くたってヒッチコックはやはり大好きなのです。
ool

oolの感想・評価

5.0
紙芝居のようにカットが進む。
階段のヘリを映すカットまじで好き
暖炉の火で照らされる部屋、オレンジ
RBoi

RBoiの感想・評価

4.8
ヒッチコック作品の中でも名作と言われてる今作。やっと鑑賞。

今作はグレイスケリー嬢がヒッチコック作品初出演でこれ含め3作品連チャン出演と。本当に美人です。品があって。グレースオブモナコです。

今回も内容は素晴らしく、ワクワクしながら105分が終わる感じです。キャラクター、殺人の内容、構成、オチまですべて秀逸で言うことがないです。やっぱりヒッチコック作品。
これだからヒッチコック作品はやめられないです。

なんといっても今回の“ヒッチ・イン・パースン”は今まで見たヒッチコック作品で一番好きでした。最高です。
あとオープニングのタイトル!個人的に好きです。めまいの次くらいに好きです!

昔はサブスクとかなくって中学生とかの時は見たかったけどそれ以上にゲームとか友達とサッカーしたり時に行きがちで。今は本当に便利です。笑
特に古い作品とかはNHKであった時にしか見れないと勝手に思ってたところあったんで。笑
いまは最高です笑

以上!!!!
「小さいおうち」を観て、思った映画は、「ダイヤルM」だったのでWOWOWで録画していたものを再見。ストーリーは、うる覚えだったんですがグレース・ケリーが不倫しているんですけど結構、平然と旦那を愛しているが愛人も好きでもいまは、貞淑な妻という、ある意味厄介な女なのに、その美貌に全てが吹っ飛び旦那に遺産目当てで殺されるかわいそうな女性に映るのは、よくよく考えると理不尽だ。松たか子にもこの辺の二面性を感じてこの作品を思い出したと思う。しかし、殺すトリックは、今見ると平凡。ヒッチコックは、グレース・ケリーが殺される身悶えるのを撮りたかったんではないか邪推しますね
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