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偽牧師のadeamのレビュー・感想・評価

偽牧師(1923年製作の映画)
2.0
チャップリンは今作をもって配給会社との契約を完了し、次作以降、独立性を確保した内容の長編制作へと進んでいったという意味で、キャリアにおける節目の作品です。
逃亡犯のチャーリーが新任牧師に間違えられ、本人も成りすまして過ごす中で騒動が巻き起こっていく物語です。
序盤の説教を求められてダヴィデとゴリアテの闘いの小芝居を披露する場面、中盤の帽子のケーキの場面、ラストの平和なメキシコのオチと要所要所で笑えるギャグが見事に決まっているのですが、全体通しては笑いの濃度は薄かった印象でした。
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