【もしかしたらアメリカは良い国?】
この頃は、チャップリンもアメリカのことが好きだったんだろうなと思う。
第一次世界大戦でも戦場になることはなく、自由でフロンティア精神の根付く大陸。
バウンド・フォー・テキサスは、そんな希望を感じさせるリズムの曲だと思う。
ヨーロッパよりも、どこかユルめな信者。
説教より、服装や身なりが重要なのだ。
それは、どこか合理的に映る。
最後の場面はなかなか秀逸だ。
まあ、悪いことはしたかもしれないが、お金も取り戻して、内緒だけど、メキシコに入国して無罪放免にしてやるよ…ここじゃ俺が法律だ…なんてのは、窮屈な母国に対する皮肉だろう。
だから、独立されちゃうんだ…みたいな笑