葛西ロボ

偽牧師の葛西ロボのレビュー・感想・評価

偽牧師(1923年製作の映画)
4.0
 脱獄囚のチャーリーが適当に逃げてきた土地で新しく赴任してきた牧師と勘違いされる。しかし、街にはかつての囚人仲間もいて――開拓期の面影を残した西部を舞台に、恋するよろこび、善く生きること、新しい出発が描かれる。
 国境で逃がしてやろうとする保安官に対して、チャーリーが馬鹿正直に花を摘んでくるシーンがすごくいい。あざとすぎずに笑える無垢の描写が極まっている。