喘息持ちの革命家が如何にしてシンボルとなり得たのか、という物語（多分）の前編。
39歳で没したエルネスト・ゲバラを25kg減量したとはいえベニシオ・デル・トロが演じるってちょっとアレじゃないか？と思わなくもないんだけど……むしろ、4時間半という長丁場のものをぶった切った構成のせいか、ちょっとダラダラした印象が無きにしもあらずな印象が。鮮烈である必要はないと思うけど、ソコまで丁寧に描かなければいけないのかと思わなくもない。むしろ、フィデル・カストロがチョイ役過ぎる気がするのは……状況的に仕方ないのか（笑）。
ともあれ、ゲリラといえども教育は大事、という点に昨今のテロリストとの違いが見えた気がするそんな一作。
