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猿の惑星のKのレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
3.0
プロローグからのシュールな音楽がいい。クセになるし未知の世界での猿との交流という予測不可能なイベントに入り込みやすい。猿たちの間で行われた人間の処置を巡った法廷のシーンなんかは、得体の知れないものへの恐怖からその隠滅へと走ってるくらいやからことごとく人間臭さを感じる。そりゃ猿側も保守的になるし結局本質的な部分は変わらへんなといった印象を受ける。それに節々に感じる「末路」。世界観的にも何となくそれが見えてて、最後は衝撃というよりなるほどねっていう形に近かった。
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