さわな

猿の惑星のさわなのレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
4.1
1968年製作と知って「!!!?」となった。
猿の特殊メイク(なのかな?)すごいな。
せいぜい「E.T.」の頃だろうと思いながら見ていたのだけど……いや、すごい。
ストーリーも面白かった。
人間社会に対する批判がてんこもり。この時代にこれだけ指摘してても現状、人間社会は変わってないんだからなんともかんとも。
議長さん(かな? 大塚さんボイスの猿)の行動に同意してしまう。
最後の主人公のセリフが「誰が地球を滅ぼしたんだ」的なのでわーーーってなってしまった。
地球は滅んでないよ、滅んだのは人間社会だよ。どこまでも人間様中心な考え方だよー、と。
でも、この辺、色んな翻訳パターンがあるようなので英語だとどうなのか。もっと言うと原作である小説はどうだったんだろう。
こういうとき英語に弱いの残念だなーと思う。
あまりにも有名な作品なせいでネタバレ不可避なのも残念ポイント。
ラストのシーン、前知識なし、初見だったらどんな気持ちだったんだろう。
ラストの結末知っちゃってたからなーネタバレ気にしない派だけど今回はめっちゃ残念だと思った。
ネタバレ拒否派の気持ちがちょっとだけわかった気がする。
さわな

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