チャールトンヘストン主演SF作品。
現在では古典的名作として有名だが、今見てもスリルと不安を感じる雰囲気は唯一無二であると言える。
やはりこの作品の面白さは設定にあり、現代ではありえない、猿が下等な人間を支配し、主人公があらゆる虐待を受けるという展開が恐ろしい。BGMの奇妙なテイストも拍車をかけている。
しかしそういった展開の裏には、当時の冷戦情勢の風刺が色濃くあり、人間は人間同士で争い合い土地を不毛にするという自虐あり。
そして誰もが知っている、圧巻のラストは語り継がれるべきSFの名シーンである。